プロジェクト背景
築地に新オフィスを
変化していく街から、新しい時代を洞察する
ブルースタジオは、住生活全般の広告制作を手がける
インサイト・ディレクション(以下、I&D)のオフィス移転計画にて、
物件探し、空間デザイン及び家具コーディネートを担当しました。
I&Dがオフィスの移転先として決めていたのは、東京都中央区「築地」。
クライアントや外部の協力会社が多く集まる銀座エリアへ
自転車で10分という距離感も魅力でしたが、
その1番のねらいは「変化していく街を感じながら働きたい」ということ。
築地は、築地市場の移転に伴い、その跡地の開発に注目が集まる街。
2020年の東京オリンピックに向けて大きく変化していく東京の街を前にして、
時代の先を読み、新しい時代をつくる広告をつくりたいと考えていました。
I&Dが抱いていた新オフィスのイメージは、
外部の人がふらっと立ち寄れるサードプレイスのあるオフィス。
ブルースタジオのオフィスを訪れた際、私たちの働くスタイルの中に
リンクするものを感じました。
ブルースタジオのオフィスは、5階建てのビルをリノベーションした事務所。
階ごとに部署が分かれていますが、キッチン・ダイニングや
会議室を兼ねたリビング、パーティができる屋上スペースなどを活用して、
内外の人たちとよくコミュニケーションをとりながら働いています。
実際に空間を体感しながらオフィス観を共有できたことが、
「ブルースタジオと一緒に新オフィスをつくろう」と考える決め手となりました。