Service


きっかけ
都心での生活

支払うお金に見合った住まいを

お金に余裕ができ、自分らしいライフスタイルが可能になってくる世代。
Oさんもちょうどそんな時期、都心に部屋を借りて生活していました。

しかし、家賃が高い都市部での生活。シングルだと所得における住居費の比率がどうしても高くなってしまいます。そんな時、コンパクトな広さのマンションを購入するという発想も生まれますが、流通している不動産の大半は、個人のライフスタイルにフィットしているとは言い難いものばかり。

「支払うお金に見合った家に住みたい」
そう考えたOさんは、ブルースタジオのリノベーションセミナーに参加し、
中古マンションのリノベーションを決意。
仕事が落ち着く頃から、物件探しを始めることにしました。

物件探し
バルコニーなしの物件

リノベーション前提の物件選び

「新宿、渋谷に自転車で気軽に出かけられるエリア」「広いバルコニー付き」
この条件で、物件探しからブルースタジオに依頼したOさんは、
条件に合う物件を内見し続けますが、なかなかビビッとくる物件に出会えません。

そうして1年半が経った頃、希望エリアに立つ築36年のマンションの住戸に
出会いました。

“バルコニーなし”という条件外の物件でしたが、
長期にわたる物件探しで、リノベーションによる可能性を十分に熟知していたOさんは、「ここならバルコニーがなくても、リノベーションで理想に近い部屋ができそう」と、潔く購入を決めました。

リノベーション
インナーテラスの提案

インナーテラスとガラス戸のデザイン

「広いバルコニー付きの部屋に住みたい」というOさんの希望を実現するため、
ブルースタジオが提案したのは、インナーテラスをつくること。
間口6m×奥行80cmの空間をまるごとインナーテラスに。床にはタイルを敷きつめて、屋外のような雰囲気を出します。

これにより、光がたっぷりと差し込む開放的な空間を叶えることができます。

Oさんが設計者と何度も打合せを重ねたのが、ガラス戸のデザイン。

「無骨な感じにしたくて、スチール枠の色や太さ、ガラスの割り付け具合まで、入念に考えました。ブルースタジオで戸の縮小模型をつくってくれたので、 事前にイメージをつかむことができました」

このようにして制作したガラス戸は、インナーテラスと寝室の小窓に設置。
回転窓のデザインの参考にしたのは、北欧旅行で見つけた素敵な回転窓。
写真に撮って設計者にイメージを伝えました。

住まいの完成
ディスプレイを楽しむ

グリーンや雑貨、ユーズド家具をセレクトして

玄関に入ると、視線の先にはインナーテラスが。
愛用の自転車のほか、Oさん持ち前のセンスでグリーンや雑貨が
ディスプレイされています。

一方、パーケットフローリングを敷きつめたLDKは、
さまざまな店で見つけてきたユーズド家具やアート作品がセンスよく配された、
ギャラリーカフェのような空間です。
玄関ホールと水周りの境界の天井高まである引き戸は、北欧旅行で訪れた
アアルトの自邸のデザインを参考にして木製にしました。

新しい生活
アートのコレクション

新たな暮らしの楽しみ

この部屋に住んでから、Oさんの暮らしに新たな楽しみができました。
それは、アート作品のコレクション。

「以前は作品に魅かれることがあっても、なかなか手が出せなくて。でも、いい空間を手に入れると、思い切って連れて帰ろう、という気持ちになるんです」

リビングには、住み始めた頃にはなかった彫塑作品やプロのイラストレーターが壁に直接描いた鳥の絵などが加わっていました。

リノベーション時には、将来の住み替えも考えていたOさんですが、今はこの空間への思い入れが強くなり、他の人には惜しくて譲れないと思ってしまうそうです。

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