※火災保険加入義務あり
※図面と現況が異なる場合は、現況有姿となります。
※1年未満での解約の場合、賃料と共益費の2ヶ月分、1年以上2年未満での解約の場合、賃料と共益費の1ヶ月分の違約金をお支払いいただきます。

Full

point1：『都市の木造化』と『森の再生』
〜炭素を固定し街を森に変える〜
木造建築物は、建設時のCO2排出量が少ないだけでなく、炭素を固定する効果も有しています。炭素固定量の増大・木材需要拡大の観点から、築造面積の大きい都市部の建築物を木造化することが重要です。 日本は、国土面積の約2/3を森林が占めていますが、木材自給率は約3割に留まっており、国内森林の荒廃が進んでいます。木材需要拡大・国産木材の利用促進によって森を健全な状態にすることで、CO2の吸収量確保にも繋がります。


point2：「小規模木造ビル」のモデル化
〜標準工法による建築モデルの構築と普及〜
都心商業地域の主たる建築物は2,000 ㎡未満の商業・事務所ビルであり、本質的な『都市の木造化』を面的に広範囲に進めていくためには、このクラ スの「小規模ビル」の木造化技術の標準化と普及が必須と言えます。 しかし、現在都市部で計画されている木造ビルの多くは大手ゼネコン独自の技術や認定工法を用いたものであり、大多数の小規模不動産事業者、いわゆる“まちの大家さん“にとって「木造ビル」は未だ縁遠い建て替えの選択肢です。 よって本プロジェクトでは「中小規模不動産事業者、中小規模設計事務所、中小規模工務店」でも計画可能な標準工法による小規模木造ビルの建築モデルを構築することで、本質的な『都市の木造化』の促進を目指します。


point3：地域価値にも資する資産運用モデルの構築
〜理念を共にする中小事業者コミュニティを建物価値に変える〜
「小規模木造ビル」普及のためには、建築モデルの構築だけでなく資産運用モデルとしての成立も不可欠です。 当建物においては、プロジェクトの理念そのものが不動産商品価値であり、それに共感するテナントも含めた、環境課題とSDG’s に取り組む中小事業者コミュニティを形成することで、地域価値にも資する資産運用モデルを目指します。