Concept
築24年の賃貸共同住宅 レジデンス名倉の1部屋を改修した、入居者にとって日常的に使える暮らしの拡張“エクステンションルーム”「里守ひろば」。
暮らしの中の仕事環境、こどもたちの遊び場、おしゃべりの空間、自己表現のための場など、様々な生活環境の拡張要素を担う共用スペースです。専用部の共用部化という改修にあたり、壁式構造で新な開口部をもうけられないという制限の中で、既存の開口部を更新。
外から中が良く見え、気兼ねなく入ってもらえるようにデザインしました。
入居者が日常的に使う郵便ポストの位置を「里守ひろば」の中に変更する事で、毎日、自然と中の様子を覗くきっかけをつくりました。
歴史・環境・人との関係を再び耕す「里守」トラスホーム株式会社とブルースタジオが手がける、生活のための多様な機能をコミュニティーと共有し、あるいは街に分散し持つことができる場所です。