Concept
逗子「山の根」エリアに建つ、祖母の代から続く築70年の木造戸建住宅。
家族構成の変化により増築したり、火事により平屋に減築したりしながら、
これまで愛着を持って住み繋いできた。
今回家族の暮らしに合わせてスケルトンにし、開放的なワンルームに変更した。
「構造上必要な柱」
「新しく交換する柱」
「昔の思い出を背負った柱」
「2棟の切れ目の柱」
それぞれの柱が森のように入り組んでいる。
邪魔な柱も、暮らし方一つで愛すべき柱に変わる。
贅沢は無いし、不自由な時もある。
少し不便の方が、日常にありがたみを感じる。
少しクセがある方が、愛着に変わったりする。
子供達が駆け回り、のびのびと暮らす家。