もうひとつの地域暮らしの重心
東京都武蔵野市桜堤。
古くから桜の名所だった住宅地の路線バス終着点・バスターミナルに、地域コミュニティのハブを目指して再編された13戸の“なりわい”賃貸長屋『hocco』はある。
全ての住戸に中庭にひらかれた土間があり、自分の趣味や好きなこと・日常生活の暮らしぶり−“なりわい”を分かち合うことができるhocco。
“なりわい”と、鉄道駅から離れた住宅地のなかでも特に公共性が高いバスターミナルという立地によって、地域コミュニティのハブ−生活する人々にとってもうひとつの地域暮らしの重心となることを目指している。
中央線沿線の住環境の良さは知っていたものの、hoccoのことはネットで偶然見つけたというMさんご夫婦。
「東小金井・武蔵境のあたりにこんなかわいい物件があるんだ!と一目惚れしちゃって」と奥さま。ご主人も「明るさと、土間と、庭と、ほかと絶対に被らないことで、ここだなって思いました」と、住んでまだ日の浅かった都心の賃貸からの引っ越しを思い切って決めたという。