年明けとともに意気揚々と買ってしまうのがスケジュール手帳。途中でめんどくさくなって(存在すら忘れて)、1年が終わる頃に振り返ってみるとほとんど何も書いてない手帳。それでも毎年買いたくなってしまう、それこそが手帳。
一昨年は、ページをめくるごとに「ほぼ日刊イトイ新聞」から生まれた名言などが、ページをめくるたびに載せられた「ほぼ日手帳」なぞをこだわって買って、毎日楽しそうだなって思っていたけど、名言なんて読まない。日ごとにたっぷり書ける分厚めの手帳だったけど、日ごとになんて全然書かない。割と値段もするし、宝の持ち腐れにしてしまった。
ということで、去年はシンプルに「前半マンスリー/後半1週間ごとのメモスペース」という無印の手帳をゲットした。2024年が終わる頃に、手帳を持っていたことを思い出した。
もういらなくない?と思われそうだが、前述したように、漏れなく今年も欲しくなる。とにかくシンプルに、もう、マンスリーさえあればそれでいい。ということで、意気揚々と無印へ向かった(目標書くぞ)(目標のための日程もある程度目処決めるぞ)。
そしたら、一番私にぴったりな手帳(390円)が売り切れていた。店舗に残っているものをチェックしてみたところ、フリースケジュールノート(490円)という、月も日付も書かれていない線だけが引かれてある手帳があった。
これでもいいけど、本当にほしい方は390円。一方、今手に入るのは490円。しかも線が引かれてあるだけの超シンプル手帳。たったの100円だが腑に落ちない......本当にほしい方じゃないのに......しかも新年から妥協した手帳でいいのか......。などとちまちま考えながら、私はついに閃いた。
作ればいいじゃない、手帳を!
線だけ引かれてある手帳を買うくらいなら、私がノートに線引いて手帳作ってやるよ!と思い、私の2025はこの手帳からスタートします。
果たしてこの手帳に、今年こそはいろいろきちんと書き込めるのか。そんなことを考えながら作った手帳。3月はまだ線さえ引かれておらず、まっさらなただのノートのままでいる。現実。南〜無〜(来年は手帳なしかも)。