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さ・え・ら 年末年始 2024→2025

おおた

東京→瀬戸内→東京へ。最近買った本は『「ふつうの暮らし」を美学する』『四十九日のおしまいに』『ソラリス(コミカライズ版)』、最近の気付きは「話芸」「目が悪くなるという感覚」です。


生まれ育った家族のもとを離れたからこそ、自分好みの年末年始をつくりたい。
そんな試行錯誤(主に料理)をお届けする「さ・え・ら 年末年始」、今年の様子もお届けします!


年末年始うどん問題
「自分好みの年末年始を」と言いつつ、今年は親が年越しを旅先で過ごすとのことで、便乗させてもらいました。
そうした際の(個人的)問題が、「年越しうどん文化」をどうするのか。

旅先でのうどんはかなり厳しそう。。。
でもうどんは食べたい。。。

そこで、暮らす家で食べる年内最後の食事&新年最初の食事をうどんにする、
「年越し&年明けうどん」に今年はしました。

年越しうどんは旅の出発に備えて準備時間があまりかからないうどんに。
昨年年越しうどんを共に食した友人が今年も泊まりにきたこともあり、
翌日のうどんに流用しやすいすき焼きに前夜はしました。

自分「明日すき焼き風うどん食べたいから、今日の締めはうどん以外でも良い?」
友人「おっけ〜、汁も残しつつ今日はすき焼きと一緒に白米食べよう!」
2年目になると、うどんへの理解もはやいです。

すき焼きと白米をもりもり食べ、翌朝はすき焼きタレの釜玉うどんにしました。
(写真は撮り忘れました。。。)

年が明けて2025年。
初うどんは天ぷらうどんにしました。
天ぷらの良いところは、特別な買い置きがなくても成立するところ。
前に仕込んで冷凍していた麺つゆを解凍し、乾物や冷凍していた具材を中心に天ぷらを揚げます。
大晦日や正月の素敵な食事の合間に、しみじみと麺をすする夕食。
7日には七草粥の風習もありますが、このタイミングで一度お腹を落ち着かせるのも良いなと思いました。
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(年末に手に入れたエビ天ぬいぐるみとともに!)

"タコパ"
正月といえば、たくさん同じものを作って食べ続けて飽きる的なことがお決まりですが、
今年の1月に一番食べたものは「タコス」です。

というのも、タコスがテーマの新年会を企画したことがきっかけで、
タコスの(主に皮の)作り方を色々と研究していたためです。

ネットにもレシピは載っているのですが、けっこう人によってバラバラ。
しかも普段粉物をあまり作らないため、「このレシピならばこんなものができるだろう」の予測が立てにくかったのです。

初回からそこそこ美味しい皮は作れたのですが、
あれをこうやっても良いかも、、、とマイナーチェンジをして皮を作ること計6パターン。
個人的ベストを定め、新年会は美味しく楽しく開催できました。
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(美味しい!)

先日、別の友人を家に招いたのですが、その時も同居人からリクエストがありタコスを作りました。
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(何度食べても美味しい!)

タコスの良いところは、「生地を伸ばす」「材料を刻む」などが分業できること。
キャンプのカレーに代表される「みんなで作ると美味しい」理論が、タコスパーティーでも実践できるのです。

ブログタイトルの元ネタ「さ・え・ら ジャポン」のアルバムの中には、
「スキヤキ・ソング」という曲も入っています。
幼い頃、CDが擦り切れ買い直すほど家の中で聴かれていたため、
自分にとっては「スキヤキ・ソング」といえば、「上を向いて歩こう」ではなくこちらの曲が思い浮かびます。


「年越しうどん」3年目、「タコ(ス)パ(ーティー)」1年目。
これからもまめにゴキゲンに暮らしていきたいものです。
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(もちろん今年も花豆煮ました)





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