段々と寒くなり本格的に冬ですね。
今年の思い出は今年のうちにという事で、
今更ながら夏の旅行について書かせてください。
父の還暦祝いに家族で京都に行きました。
実はもう数年前に60歳を迎えていた父ですが、
お祝いするタイミングをすっかり逃してしまっていたので、
一生に一度は泊まってみたいと言っていた俵屋旅館に泊まりに行きました。
俵屋旅館には客室が17室あるそうで、
どの部屋からも美しい庭と繋がっているのですが、
外との繋がり方が各部屋異なっています。
どの部屋に案内されるかは当日まで分からず、それも楽しみのひとつでした。
当日案内されたのは桂という部屋だったのですが、
宿の一番奥にある専用階段をのぼってアクセスするという、
ひっそりと佇む場所にあり、離れにいるようなとても落ち着くお部屋でした。
窓辺の縁側から美しい外の庭を眺めることができます。
※父も心地よい空間にご満悦
一角には小さな書斎も設けられていました。
宿の中には、小さな図書室やオーナーのご主人が使っていたラウンジがあり、宿泊者は自由に寛ぐことができます。
小さな居心地の良い場所が沢山あり、各自いろんな場所に座って佇んで、空間をじっくり堪能しました。
※兄も座り心地の良い椅子にご満悦
広々と開放的な空間も良いですが、
躙口の様な高さを抑えた入り口や、2畳程度の小さなラウンジなど、
小さいからこそ居心地のよい空間を体感することができ、とても貴重な経験となりました。
またもし機会があれば、今度は別のお部屋に泊まってみたいです。