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こめこうじ200年

おおつき

2024年入社。おさんぽ好きの新人です。今年の目標は折りたたみ傘をきれいにたたむこと。


外出やお散歩のついでに、神社にお参りに行くことが多いです。

秋口の晴れた日、御茶ノ水あたりに用事があったので、神田明神に寄り道ました。
神田明神にお参りの時にいつも立ち寄るのが、参道入り口にある甘味処、天野屋。

江戸時代後期、200年前から店の地下の土室で糀を作り続けている老舗の「甘酒屋」です。

初詣の甘酒、夏は甘酒かき氷を食べられることで有名です。

甘味処の脇に売店コーナーがあるのですが、
そこでは甘酒の元になる「米麹」を買うことができます。
この米麹で自作甘酒を作るのもなかなか楽しく、来るたびに買っています。今回も。
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歴史を感じる袋!

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麹菌が呼吸できるようにするためでしょうか、米麹は紙袋の中に直接入っています。この時点ではサラサラのお米です。

普段はヨーグルトメーカーを使って甘酒を作るのですが、今回は最近流行りの(?)醤油麹を作ってみようと思い立ちました。
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材料は米麹と、醤油、塩。これらを混ぜてヨーグルトメーカーに入れ、8時間ほど放っておきます。
発酵が進むよう、材料を混ぜる前に醤油を70℃くらいに温めておくのがポイントです。

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夜に作ったので翌朝に完成しました。出来立ての醤油麹は、まだ米の粒が残っています。

醤油がちょっと甘くなったような香り......これは、みたらし団子の匂いだ!と思ったので
思いつきで醤油麹・みたらし団子を作りました。
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醤油の甘い香りが5倍増しくらいになってとても美味!!

醤油麹は冷蔵庫で保存しておくと段々と発酵が進み、粒がなくなって食感が変化していきます。3ヶ月ほど持ちます。
炒め物や、サラダなど、大体醤油を使う場面で代わりに使うと味に深みが増してより美味しくなります。
おすすめは生姜焼き。豚肉を漬けておくとものすご〜く柔らかくなります。

夏が終わったので、これから作りやすくなると思います、是非に。





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