毎年秋になると、地元の例大祭があります。
0歳のころから親に連れられて、両親の友人やいとこの家族などが集まって、
お酒を飲んで、お神輿を担いで、わっしょいわっしょいするお祭りです。
スラムダンクの映画の冒頭みたいな家族たち
小さなころはもちろんお神輿は担げないので、
要所要所の休憩所で出るジュース、アイスなどが楽しみで、
金魚のフンのようにお神輿の跡を追うのみ。
その時は"お神輿を担ぐ"という意味が全くわからず、
なんでこんな重いものみんなで運んでるんだろう?
くらいの冷めた感覚でした。
法被姿ってかっこいいですよね
コロナ以降、久々に参加して大人になって初めてお神輿を担いだ時、
その喜びを全身で感じました。
もちろん汗をかいて声を出して、体を動かすことも楽しいのですが、
おじちゃんもおばちゃんも若者も、普段は交わることのない様々な人々がみんな一緒になって、
「担いでいる」行為そのものが、すごくフラットな場で心地が良いのです。
黄昏時の瞬間がとにかくきれい
肩も痛いし、普段は運動しない自分にとってはとても疲れるはずなのですが、
体全体がデトックスされているような気分になる。
とても不思議な感覚です。
機会があれば、皆様もぜひ担いでみてください。
僕ら兄妹が代々来ていた衣装を纏って、今年は姪っ子も参加