先月、話題のアニメ映画"ルックバック"を2度観にいきました。
同じ映画を映画館で2度見たのは初めてでしたが、この作品に関してはまだまだ何回でも見たいと思えます。
原作漫画を知らなかったこともあり、緻密に構成されたストーリーに加え、アニメーションでしか表現できない一つ一つのシーンの空気感には、何度も心を動かされました。
まさに動く絵の力を感じました。
この作品では、"描く"中で生まれる喜びや苦しみ、感動や虚しさ、強さや優しさなど、
人間らしく複雑で豊かな心情の数々が、たった58分間の儚く美しいアニメーションの中で描かれていきます。
描くことは、信じること。
人それぞれの描き方があると思いますが、
私自身もこの作品を通して、様々な人の背中を思い出し、過去を振り返りながら、自分の描き方を見つめ直すことができました。
道具が何であっても描き続けられるように、自分の心を大切にしながら、日々向き合っていきたいです。