7月の土日、戸隠に一泊旅行をしてきました。
一昨年の夏、宮崎県の高千穂神社に行った際に、日本神話で投げ飛ばされた天岩戸が戸隠山になったという伝説があると知り、
ずっと訪れてみたいと思っていました。
初日はのんびりドライブして、夕方に戸隠へ到着。
大きな茅葺屋根の宿坊「横倉」へ宿泊しました。
宿のご主人に改修中という神棚を見せていただき、戸隠講のお話しなども伺うことができました。
夕食までは観光客も帰り、静かな戸隠神社中社を堪能。
涼しい気温と厳かな雰囲気の中、散歩すると心も体も癒されました。
翌日は戸隠神社の奥社へハイキング。
宿からは戸隠古道を歩いていきます。広葉樹に囲まれた気持ちのいい道です。
奥社入り口にある「随神門」から奥社まではずっと登り道になります。
随神門の茅葺屋根にはたくさんの植物が自然に生えており、とても美しかったです。
江戸期にはこのあたりに宿坊が並んでいたそう。
奥社への登りの途中で見つけた、いろんな表情の石像。
ゆっくり登って1時間ほどで奥社に到着。
奥社の奥には洞窟が広がり、かつて修験者が籠って修行をしていたそうです。
本殿の端から奥をのぞくと、洞窟が見え、そこから涼しい風が吹いていました。
社務所でおみくじを買っていると、奥から「ツヅキさん!」との声が。
なんと宿のご主人がお勤めされていました!
引いたおみくじは末吉。これから良くなる、とのことでした....。
帰りには「鏡池」に立ち寄り、戸隠山の全体を眺め、
戸隠そばの中でも一番人気と言われる「うずら屋」へ。
名産の戸隠竹細工に盛られた戸隠そばは、つるっとみずみずしく、かなりおいしかったです。
きのこの天ぷらも絶品。帰りは助手席のため、一人遠慮せずに地酒と共にいただきました(笑)
今後は冬のスキーハイク&そば巡りか、がっつり登山準備をして戸隠山へ登りにいきたいです。