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色選びは慎重になります

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福岡県出身、子育て中(5歳の娘)お母さん設計スタッフです。


進行中のマンションリノベーションプロジェクトが
仕上げの段階に入りまして、壁の色を決めた時の話と共に現地の様子を報告したいと思います。

今回のプロジェクトではメインカラーを "黒"としていて、
フローリングや家具で使用する木には染色をして黒色に、
アクセントになるタイルやアクセサリー類も黒色で統一をしています。

流石に壁まで真っ黒という訳にはいきませんので、
黒と相性の良い、グレーの色を選びます。

▼主要なマテリアル
sg240718_02.jpg

色のある壁を計画する時、色自体の彩度(明暗も含め)や空間の広さで印象が大きく変わるため
選定は特に慎重になります。
今回は現場監督さんに相談して、下地状態の壁に塗装の色サンプルを作ってもらい現地で決定することにしました。
この日のためにサンプルを作ってくれた塗装職人さんに本当に感謝です。
左に窓があるからと、上段と下段で色の順番を入れ替えてくれる気遣いまでしてくださいました。

▼ 現地で塗り分けをしてくれている職人さん
sg240718_03.jpg

▼完成した色サンプル
sg240718_01.jpg


床や木材のサンプルと比べつつ、上段一番左を選定しました。
色品番でいうN-80番という色。


翌週、全体の塗り終わりを確認。良い雰囲気になりました。

これから照明が設置されてグッと引き締まった空間が完成することでしょう。
▼塗装完了時
sg240718_04.jpg

竣工は7月末日。お楽しみに。





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