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必需品

はな

横浜の山奥出身。食べることが大好きです。最近はフィルムカメラを持って町歩きすることにはまっています。


ある朝、眼鏡を壊してしまいました。
バタバタと身支度をしていたら、寝ぼけていたのかふとした瞬間に眼鏡を床に置いてしまったようで、
自らの足で踏んでしまいました。
パキッ、という呆気なく軽い音ですっかり眼が覚めました。

会社に入社して間もなく買った眼鏡で、使い始めてから5年ほど経っており、沢山の思い出が詰まった眼鏡でしたが、
レンズもフレームもかなり劣化してきていたのでこれを機に買い替える事としました。

新しい眼鏡って、果たして似合っているのか全く分からないので、店員さんに相談させて頂きました。
毎日使う物だし、あらゆる選択肢を潰していかないと気が済まない性格なので、
色々な形状・素材(丸いものから四角いもの、セルフレームからメタル・べっこう等々...)の眼鏡をご提案頂き、
片っ端からかけまくりました。
やはりプロの方は凄くて、顔を見ればどんな眼鏡が似合うか何となく分かるそうです。
結局は最初にご提案頂いた眼鏡がしっくりきて、大満足で眼鏡屋さんを後にしました。

アパレル店員さんは、接客をして、商品の説明・提案をして商品を購入してもらうのが仕事ですが、
設計の仕事も、お客様の好みに合わせて、あれこれと空間や素材をご提案していくので、とても似ていると感じました。

小学生の頃から眼鏡をかけているので、自分にとってはもはや身体の一部の様なものですが、
気に入ったものと巡り合わせてもらい、店員さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
これから大切に使っていきたいと思います。





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