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葉のある暮らし

おおた

東京→瀬戸内→東京へ。最近買った本は『波よ聞いてくれ』『観光地ぶらり』、最近の気付きは「なせばなる都内の運転」です。


三つ葉って普段買いますか?

自分は茶碗蒸しが好きで、茶碗蒸しに三つ葉がたくさん入っているのも好きなのですが、よく見かける束タイプはなんだか多い...
そして買ったとしてもあまり日持ちがしないため、お正月のタイミング以外ではあまり買わない暮らしがずっと続いていました。

そんなある日のこと、
「根のスポンジ部分を水につけ、袋を被せた状態で縦で冷蔵庫保管すると日持ちするようになる」という情報を耳にしました。

たしかにこれは日持ちする...!
それ以来、三つ葉のある暮らしが始まりました。
(※改めて検索すると、他にも色々と長期保存の方法はあるようです)
1束で買うより割安な3束セットも、もう迷わず買うことができます。

汁物にも三つ葉
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麺にも三つ葉
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刺身にも三つ葉
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もちろん茶碗蒸しにも三つ葉
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三つ葉を気軽に使うようになって思うことは、
自分が料理する時において、それがなくてもメニューとして成立しうる香りや彩りは、わりと後回しにされてきたということです。

「花のある暮らし」が、ゆとりのある生活の象徴の1つになっているように感じますが、
「葉のある暮らし」も、単調になりがちな食生活に弾みをつけてくれます。


思い返してみれば、
菜花や人参葉など、季節ごとの食用の葉とは水をやりながら共存してきました。

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植物において鑑賞用と食用は切り離して考えることが多くて、
鑑賞用はどう長持ちさせるか前向きに考える一方、
食用はダメになるまえに食べようと、後ろ向きな考え方をしてしまいがちな気がします。

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スーパーでは一年中手に入る三つ葉ですが、旬はちょうど春から初夏にかけた今の時期とのこと。
葉のある暮らしをもりもり楽しみたいと思います。

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追記:このブログをひと通り書いてから、2年前もわりと同じブログを書いていたことを思い出しました。
https://www.bluestudio.jp/magazine/blog/012575.html
もう少し暑くなったら今年も透明の水筒の出番です。





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