こんにちは。
ナカニシです。
ようやく寒時期が終わって暖かくなってきましたが、ささやかな喜びがありました。
数年前、近くの園芸店で見かけたスミレを衝動買いして、窓際に置いて花が咲くのを楽しみしていたのですが、花を咲かさないまま枯れてしまいました。
後で調べてわかったのですが、スミレは基本外で多くの光が必要のようで、特に植物にとって花を咲かせるということはかなりのエネルギーがいるようで、光が少ないと花を咲かせないことが多いようです。
ただスミレは花を咲かせないでも閉鎖花という開花しないまま種子を残す性質があり、枯れてしまったことを嘆いていたのですが、次の春には新しい芽を出してくれました。
そんな形で、毎年種を残しては葉を茂らせてくれて、花は見れないけど毎年元気に生えてくれるならいいか、と思っていたのですが、例年だんだんと葉の色が濃くなってきていることに気がつきました。
おそらく少ない光を取り入れようとして毎年葉緑素を増やして育ってきたんだと思いますが、なんとついに今年綺麗な花を咲かせてくれました。
代を経ながら環境に適応していく、植物の生命力というか進化の凄さを感じる出来事でした。