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大規模修繕

ケイジ

1971年生まれ。ブルースタジオの古株にして、3人の息子を共働きで育てるオトウチャン。業務開発担当。建築士。大阪府出身。


ケイジです。
まもなく、大規模修繕工事が始まります。
と言っても、お仕事の話ではなく、自宅のマンションの修繕工事です。


ブルースタジオでは、個人のお客様がご自身やご家族でお住まいになるためのマンションリノベーションを四半世紀にわたり手がけてきました。
何を隠そう、ブルースタジオの古株であるこの私=オトウチャンもまた、中古マンションをリノベーションして住んでいます。

2006年に築25年の区分所有マンションの一室を購入しリノベーションして引越してから、もう18年ほど経ちました。
当初はオトウチャンとオカアチャンと1歳の長男の3人家族でしたが、今では次男、三男も含めて、身長高めの5人家族です。(さんざんこのブログで書いてますね。。。)

(写真は4年前の三兄弟です。今は長男次男が180センチくらい、三男が170センチ弱に育っています。)
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入居した次の年に前回の大規模修繕工事が予定されていて、自宅のリノベーション設計を自分でしていた私は、所有権を移転してこのマンションの管理組合に参加するなりいきなり修繕委員に任命され、さらに次の工事本番の年には理事長を拝命する流れになってしまいました。


前回の大規模修繕工事から17年経ち、これから始まる工事はこのマンションが建設されてから3回目、途中からの住人の私としては2回目、の大規模修繕工事です。
当然、今回の大規模修繕工事についても理事長や修繕委員に何度も任命されながら、中心的な人物の一人として関わってきました。

仕事柄、設計者の立場としてしょっちゅう、大規模修繕工事を含むリノベーション工事を手掛けているので、まあ、そうなりますよね。。。

とはいえ、我々が近頃お仕事で手掛けている修繕を伴うリノベーションは、賃貸物件がほとんどです。
賃貸物件の場合は、建物全体を所有するオーナーさん(個人の場合も法人の場合もありますが)がいて、基本的にそのオーナーさんの意思決定があれば修繕工事や改修工事の内容を決定できるので、オーナーさえ納得していただければ(ブルースタジオがいつも実行しているような)思い切った提案も実現できるのですが、区分所有マンションはそうはいきません。

区分所有マンションは、部屋の数だけオーナー(区分所有者)がいて、年齢もまちまちなそれぞれの方がそれぞれ異なる思いやこだわりを持って過ごされています。
ですので、「大規模修繕工事」という一大イベントを行うには、意思決定が、、、本当に、、、大変、、、です。

たとえ自分が理事長であったとしても、区分所有者の皆さんのお考えの最大公約数的な工事内容を決め、さまざまなご意見をうかがいながら、着実な方法で計画を進め、工事を進めることになります。

sg240220_03.jpg

そのようにして準備を進めてきた大規模修繕工事がようやく今月から始まります。
終わるのは6月(予定)。

同じマンションに住む人で力を合わせ、工事会社さんにご協力いただきながら、なんとか(私自身も納得できる)良い大規模修繕工事にしたいと思います。


ケイジ





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