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今年観た映画の中でとても良かった3本

キンノスケ

炭酸飲料とNetflixがあれば生きていける。「If life gives you a lemon, make lemonade.」をモットーに、日々勤しみます。


今年もあっという間に年の瀬が迫ってまいりましたね。
忘年会やらクリスマスやらこの時期の恒例は色々とありますが、
私の12月の恒例行事といえば、その年に観た映画のトップ10を決めること!
毎年年末に友人と集まって、忘年会を兼ねて各人の珠玉の10作品を披露するのがお決まりなのです。

そろそろ考えないといけないなと思いつつ、自分の中ではベスト3くらいはもう決まってます。
少しフライングですが、今年観てとっても良かった3本をご紹介します。


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逆転のトライアングル
Triangle of Sadness

アイロニーに満ち満ちたブラックコメディでありながら、
あれよあれよとジャンルが変わっていって、最終的にどこに着地していくか分からない展開がとにかく楽しい。
ほとんどの登場人物が、私利私欲にまみれた人間たちなんだけど、
そんな中でも属性や人種を超えて他愛もないことで笑える瞬間を切り取ってるのもまた良いです。
バレンシアガとH&Mの顔は違う。


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TAR/ター
TAR

観客のインテリジェンスをゆるやかに、そしてグリグリと刺激してくれる。
決定的な崩壊や感情をほとんど見せず、巧みな演出と編集でのめり込むように観てしまいました。
決して結論を突きつけるのではなく、観た後の観客の思考を促す作品となっていて、
鑑賞後はグルグルと色んなことを考えてしまっていました。
ケイト・ブランシェットの至高の演技をぜひ。


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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!
Teenage Mutant Ninja Turtles: Mutant Mayhem

子供向けアニメーション映画だとタカを括ったら大間違い。
油彩画のようなパステル画のような、ラフなタッチのキャラクターたちがグリグリと動くアニメーション表現がとにかくすごいです。
なかなか言葉では伝わらないので、ぜひ予告編を見てほしいです!これはアートです。
映像表現もとんでもないのですが、ティーンエイジャーな亀ちゃんたちの健気さがかわゆいのもおすすめポイント。


今年は例年に比べてあまり本数を観れなかったのですが、たくさんの素晴らしい作品を劇場で観れて良かったです。





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