前回のブログでは夏に北欧へ行った話をしました。
大きな事故やトラブルもなく、総じてとても良い旅だったのですが、
今でも五感を通して残っているのは各地で飲んだスープのことです。
体を冷やして風邪ぎみだったベルゲンで飲んだ、フムスをトッピングした豚肉のスープ。
ストックホルムで雨のなか30000歩くらい歩いて、そのあと食べたスンドゥブチゲは体を温めてくれました。
ヘルシンキの市場で食べた、ディルの効いたサーモンのスープ、トマト風味のカボチャたっぷりのスープには、先日の夜からのフェリー移動での長旅の移動の疲れを吹き飛ばされました。
そして、日本へ帰ってきた後に食べた中華そば。旅の終わりの寂しさと共に、日本へ帰ってきたことを実感させてくれました。
スープはどんなコンディションでも体に染み渡り、ホッとするものだと体の芯から体感しました。
特に、異国での緊張感をリラックスさせてくれたのはスープの存在が大きかったとも思っています。
どんな料理か分からないメニューも、スープでしたらなんとなく分かりますしね。
冬の北欧もオーロラが見えたり魅力ありそうですが、今回旅した夏の北欧は、気候も程よく(1日の中でも気温差があるのでフリース1枚あったほうが良さそうです。)、日が長いのでオススメです。
寒すぎないので、スープが美味しく楽しめる、北欧の夏は最高ですよ。