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わっしょい、わっしょい!江戸三大祭にいざ!

しばた

入社してまだ数日。ちばの田舎育ち。夏はやたらガラスや透明感あるものに心惹かれてしまいます。


こんにちは、しばたです。

みなさんは地元に誇れるお祭りってありますか。

地元ではないのですが、東京に越してきて以来ずっと暮らすまち・門前仲町には
地元民が愛す、伝統ある祭りがあります。
それは「江戸三大祭」の一つである富岡八幡宮の例祭、別名「深川八幡祭り」

その中でも3年に一度行われる本祭りがあるのですが、
今年やっと!約6年ぶりの開催を果たしました!

本祭り最大の見どころは、
大神輿53基が約8㎞の道のりを揃って渡御する「各町神輿連合渡御」

230830_2 .jpg
参照:https://www.city.koto.lg.jp/skoto/tradition/reitaisai.html

わたしもついに生まれて初めて...
「神輿」を担がせていただきました!
自分の人生においてまさかこんなにも貴重で、胸が暑くなる経験ができるときが来るとはなあ...
実際このブログを書きながら、その日の興奮が鮮明に思い浮かんできてなんだか胸がいっぱいになっております。。

人生初めての祭りの参加。それに神輿担ぎということで、
前日は遠足前みたいにずっとぐるぐると考えてしまい、全く眠れず。
朝5時前に家を出て、辺りをみるとまちを歩く人は、みんな半被姿。
自転車に乗るお兄さんも、おじいちゃんも、赤ちゃんを抱っこするお母さんも。

そんな光景に心躍らせながら、
わたしも半被を羽織り、はちまきをし、足袋をはき、慣れない姿にそわそわしながら...いざ。


神輿は木場、東陽町、豊洲からも集まるのですが、
あまり地元の祭りに親しみのない、わたしからすると想像を遥かに超えた圧巻の光景...

この祭りは、
「水掛まつり」ともいって、
沿道からまちのみんなが、担がれる神輿に向かって水をかける風習があります。

「水掛け」、といってもテーマパークくらいの濡れかな。
なんて思っていたのですが、正直予想を遥かに超えていました。本当に...笑
それも、みんな容赦無く"バッシャバッシャ!!!"かけてきて、
むしろ自分達も全身濡れながら全力で水をかける姿に、最初は驚くばかり...

230830_3.jpg

まちの飲食店の方も病院の方も、みな制服のまま水をかけたり、
子どもたちは水鉄砲を用意したり、おばあちゃんもバケツでかけたり。
そしてなんといってもメインは、地元の消防士による放水!!
神輿担いでいる時は、溺れるみたいに息できなかったです。笑

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でもそんな光景もこの祭りの醍醐味なんだなと、
むしろみんなものすごく笑顔で水をかけては、一緒に「わっしょい!わっしょい!」と声をかけてくれたり。
神輿を担いでいなくても、まち全体が本当に一つになるってこんなに面白いんだ...!
と終わってからしみじみ感じました。
(本音を言うと、祭りの時は体力もへとへと、びしょ濡れでそれどころではなかった...)


この日は、お天気が不安定で、
信じられないほどの土砂降りが4回ほどあって、途中水をかけられているのか、雨なのかわからなくて笑ってしまうほど...
そんなことも、みな気にしないで楽しむくらい地元の方の祭りに対する熱量が、このブログのことばで伝えきれないのが悔しいですね。

最初は濡れることにも抵抗があって、祭りの雰囲気にも慣れていなくて、
ちょっと馴染めないかも...なんて思っていたのですが、
もう終わるころにはすっかり「深川八幡祭り」の虜になっていました。
それほどに、わたしにとって一生思い出に残る「夏」になりました。
(これら素敵な写真たちは、まちの方にいただきました)

230830_5.jpg

「わっしょい!わっしょい!」
と聞くと、まちの人たちの笑った顔が思い浮かびます。






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