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瀬戸内海紀行

フジモリ

山やみずうみ、畑などに囲まれ育ちました。たまたま手に取ってみたら面白かった、みたいな偶然性が好きで古本屋によくいきます


お休みを取って瀬戸内海の直島と尾道に行ってきました
波の少ない穏やかな海をぼーっと眺めてのんびり過ごしてきました

【直島】
島全体にアートが点在している直島、
島に向かうまでのフェリーから見える風景も作品のようで思わず見入ってしまいます
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フェリーターミナルである海の駅「なおしま」は建築ユニットSANAAの設計とのこと
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大屋根の下の半屋外空間で海風を感じながら一息ついて散策開始です

景観を損なわないよう建物の大半が地下に埋設されているという地中美術館にきました
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美術館の展示室内は撮影禁止、
ああ、この感じ写真撮りたいとついスマホに手が伸びてしまいますが、
撮れないからこそ作品を記憶に残そうと五感をフルに使って感じることができた気がします
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【尾道】
まちの真ん中を走る水道(海の川)がある景色と、坂道の多いまちに憧れて尾道にも足を伸ばしました
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真夏の潮気を含んだしっとりとした熱気も展望台では吹き飛んでとても気持ちよかったです

尾道に来たら是非行ってみたかったLOGに立ち寄りました
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(https://l-og.jp/)
LOGは坂道の途中にある昭和30年代のアパートメントをリノベーションした複合施設で、ホテルに加え、カフェ・バー、ショップ、ギャラリー、お庭などがあります
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ビジョイ・ジェイン氏率いるインドの建築集団である「スタジオ・ムンバイ」がインド国外ではじめて取り組んだ建築プロジェクト、という記事を見てからとても気になっていました

彼らが大切にしていることは、人の「手の力」を取り入れることだと言います
地域の職人を雇用しながら、手作業で ものづくり として空間をつくり上げていく

ビジョイ氏はインタビュー内で
「建物が重要なわけではない、建物は、ただの箱で、人が集まる空間をつくっているんだよ
尾道に観光に来た宿泊ゲストもいれば、散歩がてらにお茶を飲みにくる地域の方もいるし、
イベントを目的に足を運んでくれる若者もいる。それらの人が行き交い、交差する風景をLOGの日常にしたい」
と語っていました
(https://discoverjapan-web.com/article/49907)

尾道の山の手にあかりを灯す" LOG - Lantern Onomichi Garden- "
次回、訪れる際はぜひ宿泊してみたいと思います

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普段は都内の中央線沿線に暮らし、海に行くよりは山に行くことが多いですが
夜、波の音を聞きながら眠りについて、朝は海沿い散歩する、そんな海辺の日常を体験できました

またのんびりと海を眺めに行きたいと思います
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フジモリ





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