リノベーション前提での戸建て物件探しに立ちはだかる壁
弊社では今、戸建てのリノベーションを検討される方が増えております。
とはいえ、マンションリノベーションと比べても10%~20%くらいですが、
以前に比べて物件探しから検討される方が、それはそれは多くなってると実感しております。
以前にもお話させていただいたかもしれませんが、中古マンションと比べて、
リノベーション前提での戸建て物件探しは色々な壁があり大変です。
一つとして同じではない物件ということ、ほぼ取引時や設計時の資料が残されてることも多くはありませんし、
境界やライフラインや調査も不確定なまま販売に出されてることも多いです。
そして、建物が適法に建築できてない年代(築年数)の物件もあり、
多くはそのままでは違法建築として住宅ローンが使えない物件になります。
相場よりも安い物件は、ほぼローンが使えない(or金利が高いローンしか利用できない)ことが多いですよね。
土地としてもぎりぎりの大きさなので適法に建築すればかなり小さな家しか建築できないのです。。
現金購入して、投資用にはよい場合もありますがローンは使えませんからね、。。。
安心感と魅力を持つ戸建てリノベーションの魅力
バブル時代前後に建築された東京近郊(郊外でも)の物件は特に多いです。
当時は建築確認申請から検査までの一連の流れを無視したり、銀行の審査なども緩かったのでしょうね。
ただ最近は販売に出されてる物件はその時代(〜1980年・90年代築)以降、
つまり2000年〜の物件が中心となってることもあり物件は探しやすくなってるかもしれません。
それでも、築年数は相当経ってますので構造含めて調査など、慎重に行う必要はあるとはいえ、
この時期からは住宅の "住宅瑕疵担保履行法"や"品質確保の促進等に関する法律"が施行されたこともあり、
遵法性の高い物件が多く、以前に比べれば安心感は増してるともいえます。
前回(https://www.bluestudio.jp/magazine/blog/013133.html)もご説明させていただきましたが、
住宅ローンが使えるようになると物件流通は活発になります。
中古マンションは、今はまさにその恩恵?その中で旧耐震の古い物件の流通が以前よりも多くなってます。
ただ、今後のマンション市場でもいつまでも古い物件に対して評価してもらえるとは限りません。
その点遵法性は物件一つ一つ調査しないといけませんが戸建てはマンションに比べて以前から築年数の制限こそありませんので、
将来、建物のコンディション、魅力が詰まった物件であれば、物件価値(目減り)が大きく変わる事はないではと考えます。
まあ、そもそも都内近郊であれば建物よりほぼ土地代ですからね、、、
また、建物も用途地域の制限さえ守れば、マンションに比べて使い方は自由だったりしますので、住居以外の利用方法も増えます。
そう言った意味でも戸建てに再度利用価値を求める暮らしをされたい方が集まってるのかもしれませんね。。
戸建て物件探しはマンションよりも少しハードルが高いですが、挑戦されたい方、まずはご相談ください!
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