先日出張で、双葉市にある東日本大震災・原子力災害伝承館に行ってきました。海の近くに建てられたこの建物には、2011年の災害と復興の物語が綴られています。
出典:https://www.nippon.com/ja/guide-to-japan/gu900162/
地震から津波、原発事故までの映像や遺物が展示され、その緊張感、恐ろしさを実感しました。
展示の中に小学生たちが書いた作文があって、原子力発電所が双葉を豊かなまちに変えたという思いが込められていました。皮肉でしたが、その豊かになったまちを失った小学生たちは今元気にしているのだろうを考え始めていました。。
展示の最後に、災害後の写真が転じられていました、家族や家を失った人々の写真を見てを痛めました。。
階段を上がって、海に開いていた屋上テラスがありました。あそこに立つと15メートルの津波が防潮堤を乗り越えてくる姿を頭の中に浮かんでいました。人間は自然の力には及ばない弱い存在であることを改めて感じていました。
一方で、災害時に付け合う、そして復興に頑張っている人々の姿に触れ、感動し、もう戻ってくる人がいないではないかと思っていました私も再び賑わうようになる双葉の景色を楽しみになってきました。
まちの道に沿ってすでに優しい人たちに希望の種が植えられています。