5月はいくつか展示を見に行きました。
その1つ、ディオール展をご紹介したいと思います。
展示空間をOMAの重松象平さんが手がけたということもあり気になっていましたが、
ファッションに疎い私、華やかな世界に耐えられるのか、、
緊張しつつ、いざディオールの世界へ。
冒頭はディオールの代名詞"ニュールック"が展示されていました。
ニュールック:1947年パリで発表されたディオールのコレクションで、
"なだらかな肩・細いウエスト・長いフレアスカートが特徴の女性らしいシルエット"を指すとのこと。
デザイナー/クリスチャン・ディオールのみに焦点を当てたものではなく、
歴代ディレクターそれぞれの作品にフォーカスした展示もあり、ブランド全体の歴史を辿る構成となっていました。
写真はイヴ・サン=ローランの作品です。
ディオールは、最初に日本に進出した西洋のファッションブランドということもあり、
和紙で構成された部屋では、日本とのこれまでの関わりが紹介されていました。
トワル(オートクチュールのための試作品)が並ぶ部屋。
圧倒の展示数。オートクチュールブランドの真髄に触れる空間です。
沢山の試作を重ねて、1点ものをつくりあげるオーダーメイド。
作り手のさまざまな想いに触れることができる展示でした。