春先の気温差も少し落ち着いて穏やかな陽射しと暑くない気候、街路樹の緑は日に日に濃くなっているのを目にするのも楽しい季節、5月。
そんな気持ちの良い季節をより嬉しくするのはやはりゴールデンウィークがあるからかもしれません
例年GWの時期は実家の小さい家庭菜園で夏野菜の準備のため帰省するのですが、
畑仕事も一区切りしたので、久々に地元をのんびり自転車で散策してみました
【田植え前の田んぼの間を通過】
田植えに向けて空っぽだった水路に水が走り、
稲が植えられるまでの少しの間だけ、大きな水たまりが出現します
そんな田んぼの畦道を通ると、まるで水の上にいるような気持ちになります
また夕陽が沈む際の水面と空が同時に光る様子は何度見ても見飽くことはありません
【諏訪湖を横目にサイクリング】
地元は湖を囲むように市街地があり、さらにその周りを山が取り囲んでいる盆地になっています
足腰に優しいらしいクッション素材が舗装されたジョギングロードに加え、最近サイクリングロードの整備が進んでいます
山並みと少し涼しい気温を感じながら風を切るのはとても気持ちが良いです
【石彫公園の芝生でひと休み】
湖のほとりに石の彫刻が点在する芝生の公園、石彫公園で休憩です
改めてどんな公園なのか調べてみたところ、国内外21名の彫刻家が製作した彫刻やモニュメントが設置されているようです
部活終わりによく夕陽を眺めに来ていた頃はそんなことも気にせず、アイス片手に腰かけていたのを懐かしく思い出します
【下諏訪でもひと休憩】
諏訪湖沿いを走って下諏訪町の方まで来ました
中山道と甲州街道の合流する宿場町として栄え、今なお当時の風情を残すまち並みを感じることができる下諏訪。
江戸から京都を結ぶ中山道にあった69の宿のうち唯一の温泉地としても大層賑わったそうで
現在でも共同浴場が10軒以上存在し、気軽に入浴をすることができるもの嬉しいところです
また近年リビルディングセンタージャパン(リビセン)の手がけた「マスヤゲストハウス」を中心にセンスの光るお店などが出来てきており、更にまち歩きがはかどります
【諏訪大社 下社秋宮にお参り】
日本最古の神社の一つらしい諏訪大社、
諏訪湖を挟んで南北に上社と下社があり、南に「上社本宮」「上社前宮」、北に「下社春宮」「下社秋宮」の2社4宮体制で、起源は古事記の神話、さらには縄文時代まで遡るなど諸説ある謎の多い神社です
7年ごと、寅と申の年に行われ1200年続いているらしい奇祭「御柱祭」や、御神木や山を御神体とする古代祭祀の色が強いのも特徴とのこと
離れて暮らすからこそ、ふと帰省した時に触れる地元の良さやなんとなくしか知らないこと、
当たり前すぎて気づかなかったことなどを発見できた気がします
これを機に地元についていろいろ調べてみようかなと地元愛に目覚めたところで、散策終了です
6月は連休無くて寂しいですが、夏前の気候を今のうちに楽しみながらブラブラ散歩する所存です
フジモリ