「立石を食べ尽くす」前編〜レモンスカッシュとの出会い〜
https://www.bluestudio.jp/magazine/blog/012973.html
に引き続き後編をお届けします。
先日ブログに上げた「カフェ・ルミエール」に2〜3時間、
16時頃に記事を書き終え街へ出ると、至れり尽くせり充実した夜が待っていました。
まずは、夕べの街の様子を、、、と思い、商店街周辺を改めてぶらぶらしていました。
500円の海鮮丼(お持ち帰り専門)、おでん屋など商店街は誘惑ばかり、
他には中華屋、夜から営業を始める居酒屋もあります。
商店街のアーケードを出ると辺りは薄暗く、仕事帰りのサラリーマンや
自転車にお子さんを乗せたママさんたちがご帰宅の時間、
昼から飲んで出来上がった方々もちらほら。
いい雰囲気になってきました。
そんな夕方の皆様のお目当ては、
やはり、もつ焼きの「宇ち多゛」。
1946年創業の名店、平日でこの行列です。
まさに「行列が絶えないお店」でした。
昼より行列は長くなり、中はお客さんでびっしり、
店内は、すごい勢いで注文が飛び交っていますが
統率の取れた店員さんの仕事ぶりによって、店内の秩序が保たれ、
次から次へと流れるようにお酒と串が運ばれていました。
おいしい、
串は焼き方も選べるため、行けば行くほどハマりそう。
独特のもつ煮の味と、店内の雰囲気も相まって、
忘れられない味になりました。
店を出た時に不思議な余韻に浸りながら、暗くなった商店街を歩いていました。
その後、、
何故か北側商店街でラーメン屋に入り、サクッと一杯完食してしまい、
お腹は満たされましたが、流石に食べすぎ。
夜の街をもうひと歩きすることとし、
その途中マップで見つけたある場所へ向かいました。
北口商店街を抜け5分ほど
着きました、
「アクアドルフィンランド」
水族館ではありません、銭湯です。
今回の旅の終点となりそう。
中は、贅沢な2階建、昭和30年創業。
以前は木造の銭湯だったようですが、今から20年ほど前に鉄筋造に建て直したそう。
二階建銭湯は勝手なイメージで、
川沿いに多い印象があります。
以前ブログに書いた船堀の銭湯もそうでした。
同じような金額で、2階建になりますので少しお得な気がしてしまいます。
1階には「シャワー」「ジェットバス」「露天風呂、では無くガーデン風呂」
2階に「熱めのサウナ」と「大きすぎず、小さすぎないグッドサイズの水風呂」が備わっています。
ちなみにサウナをつけると、こちらが渡されます。
人も多すぎず、しっかりとイルカの背景画もあり、
充実感と懐かしさを感じる、ハイブリッドな銭湯でした。
そして51番のロッカーから靴を取り、
銭湯にさよなら、駅へ向かいました。
駅に戻るにつれ、また飲食店が見えてきます。
何度か誘惑に駆られそうになりましたが、
目星をつけていらた餃子屋が閉まっていたのが不幸中の幸い。
汗を流した後は電車に乗り、帰宅しました。
こうして、新たな発見と、そこ知れぬ立石の魅力を感じた1日になりました。
ただ、この町も再開発で、大きく変わるとのこと、味わうなら『今』です。
今後の街の変化にも注目していきたいと思います。
<西嶋 創一朗>