こんにちは、ホンダです。
先日、両親が結婚50周年を迎えました。
結婚記念の50年を「金婚式」と言いますが、これを機に
金婚式について調べてみたところ、結婚記念日1年ずつに名前があることを知りました。
夫婦の絆の強さを表すように、年月が経過する毎に柔らかいものから硬いものに名前が変わっていくのだそうです。
50年連れ添うって、やはり昭和の夫婦はすごいなと思います。
もちろん順風満帆な人生なんてないでしょうし、
自分自身は気づきもしなかった、数多の大変な思いもあったことと思います。
最近はそんな家族の昔話しも聞きたいなと思うことが増えました。
子供はいつしか家族の元を離れ、社会に興味を持つ訳ですが、
自分の近しいルーツを知ることで、なにか困った時の道標になることを
最近感じています。これは多分・・歳をとった証拠です。笑
とにかく、両親の金婚式を盛大にお祝いしたいなと思いついたのは1年前。
記念日当日には姉と兄と一緒に3人からお花を贈ろうと、
両親のイメージに近い花束をお任せして
東中野にあるOn Flowersさんにお願いしました。
他には旅行をプレゼントしようかとか
記念品がいいかなとか、
色々話しに出ていましたものの、
蓋を開ければ、
自分達の予算のはるか上をいく予算で、
父から母に旅行のプレゼントを企画しているらしいと、姉から聞き、
わたしたちの出番ではないな...っつうことで、
旅行のプレゼントは早々に断念し、
月日は流れ、そのままに。
お花や旅行も良いけれど、
なにか形のあるものを贈りたいなと思いつつ、月日は流れ。
そしてまた月日は流れる。
金婚式を忘れかけた頃、
京都でふらーっと散歩しているときに、
偶然見つけた器。
自分用に買おうと吟味する中でふと、
「これなんじゃないのか」と。
「自分のために買ってんじゃないよ」と。
思い立ったわけです。
石川県金沢市の作家、稲積佳谷さんの器です。
京都で初めてお見かけしたのですが、
初めて絵柄のある器に、グッと惹かれました。
絵柄はもちろん手作業で、一筆一筆描いているため
店頭で並んでいる器はどれも微妙に異なり、
選ぶ楽しさもあります。
カップとソーサーは、あえて絵柄を変えてセットにしましたが、
これが不思議と色合いがマッチして、かわええです。
ちなみに、私の両親は、こだわりが強いのか
興味があまりないのか
はたまた本当にいらないのか
贈り物で喜んでくれたのは過去1回?くらいなもので、、笑
今回は自信のある贈り物ですが、
ほんの少しでも喜んでもらえてたら嬉しいなぁ...と思っています。
でも多分
使わないんだろうな笑