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思い出の品を更新しながら継続している

マイ

福岡県出身、4歳の娘がいるお母さん設計スタッフです。


私には、大事にしているペンケースがあります。

遡る事16年ほど前。
東京に就職先が決まり、地元(福岡)から上京するという時に
当時の私の "設計やデザインに関わる仕事をする" という目標を応援してくれていた友人が
プレゼントをくれました。

フィンランドのテキスタイルメーカーmarimekkoのペンケース。
(正式な商品名はがま口ポーチで、メガネやコスメケースとしても使用できるそうです)

出し入れする箇所が がま口になっているので中身が見やすく、取り出しやすいのはもちろん、
設計する人にとって必需品の三角スケールもきっちり収納でき、
コンパクトでありながらとても使いやすいので、すぐに気に入ったのを覚えています。
sg230303_02.jpg

ただ、布でできているというともあり、ずっとは使い続けることはできません。
そこで、頂いたものそのものを使い続ける事は諦め、同じ商品を買って "更新" することで
選んでくれた人の気持ちや、もらったときの思い出、ペンケースとしての機能や形を"継続" することにしました。
昨年、確か5回目になる買い替えをしたので、次はまた数年後になることでしょう。

marimekkonの商品なので生地のバリエーションがその年々で異なり、
意図せず若干のリニューアルになるとう点も楽しみの一つになっていますし、
このポーチを買い替える度に当時の自分が蘇ってきて新鮮な気持ちになっています。

プレゼントをくれた友人は今も福岡にいるので、いつか会うことができたらペンケースの話をしてみたいですね。





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