大寒を過ぎても寒さ厳しく毎朝なかなかベッドから抜け出せないフジモリです
しかし窓際の植物に目を遣ってみると何やら春の気配が・・
以前ブログでゴムの木についてタラタラと書きましたが
(記事はこちら:https://www.bluestudio.jp/magazine/blog/012588.html?fbclid=IwAR3plHjynz9UIGk-7PBXYEIPjVMvdKHJEgMv8On__sCB70HqGmyluQuo17g)
今回は育てている別の植物、土佐文旦をご紹介します!
春先になると八百屋さんなどでも見かける文旦、
(https://agri.mynavi.jp/2020_08_23_128926/)
皮が厚くて剥くのが少し大変、しかしみずみずしく甘過ぎないさっぱりと弾けるような歯触りの果肉は
一度食べると忘れられない柑橘の一つです
数年前の春、知り合いの八百屋さんが出店した催事で人手が足りないとのことでお手伝いをしました
社員さんから教えてもらった春野菜の美味しい食べ方などお客さんにお伝えしたり、
逆にお客さんからオススメの食べ方を訊いたりして楽しく店番をする中、
フジモリの隠れた才能が開花、周囲を驚かせた活躍の機会がありました・・
・・それは試食用に文旦の果肉を綺麗にむくことです!
決して難しい作業ではないのですが、他のスタッフさんが苦戦する中、
私は少しもボロボロにすることなく三日月型に果肉を取り出すことに成功、
皆に褒められて自己肯定感の高まった私は文旦を剥きに剥き、お客様に試食させまくることで文旦の売り上げを伸ばしていきました
そんな文旦にはたくさんの種が入っており、多いものでは100個もの種が含まれているものもあります
こんなにも多くの種を捨ててしまうのはもったいない・・
そこで試しにと、こんな感じに土に埋めてみることにしました
全く動きを見せずダメだったかと半ば諦めていたある日の朝、
\発芽しましたー!/
ここからの勢は今思い出してもすごかった、
それまで溜めていた力を一気に解き放つような怒涛の芽生え、
このサイズの鉢に入れるべきではない量の種を入れてしまったため発芽の勢いはとどまるところを知りません
これではあまりにかわいそうなので個別に鉢に植え替えることにしました
こんなにたくさん育てることはできないので、人にあげたり
どこかにそっと埋めたり()文旦の輪を広げていきました
2ヶ月ほど経つと段々と葉っぱが増えてきました
半年経過、枝がわかれ木のようになっていきます
今では1mを優に超えこんなに大きくなり感無量です
いつか実をつけるのかなと思いを馳せるのも楽しみの一つです
2月に入り寒さ厳しい日が続きますが
植物たちは春に向けて力を蓄えているのかもしれません
一日一日の変化は小さく、なかなか気付くことは難しいものですが
しかし振り返ってみると着実に大きくなっている確かな成長を感じられます
フジモリ