木造古民家の冬はとてつもなく寒いです。断熱されていない古い我が家は、室内でもほとんど外と同じくらいの気温になります。
あらわしの天井、トタンの外壁ということもあり、電気ヒーターやファンヒーターは室内を暖めることはできず、全く役に立ちません。
夏の暑さはエアコンなしでも乗り越えられましたが、冬の寒さは耐え難い...。どう冬を乗り越えるか模索していました。
そんなときの休日。山歩いている時に、畑の横でちょうどいいサイズ感ビニールハウスを発見。
小型のビニールハウスを居間に置いて、この中だけ暖房をして「温室」にしようと思いつきました。
早速、園芸用ビニールハウスを探しに近くのホームセンターへ。
あったあった!これです。
園芸用なので、室内には植木鉢を置く棚がついています。ここに板を置けば即席テーブルも作れそうです。
家に帰り、部屋の中で組み立てていきました。
ポールをさして、ビニールをかけて、あっという間に組み立てられました。
ちょうどいいサイズの合板の切れ端が家にあったので、棚に置いてみます。
家にあるグリーンを置いてみたり、椅子を入れたり。
当たり前ですが、ヒーターをつけると一瞬にして温まります。
あったかで、楽しげな温室ができあがりました。
友人にも好評で、おでん会をしたり、コーヒーを淹れたり、楽しんでくれました。
最近は居酒屋やカフェのテラスに置かれているのも、時々目にします。
本当は断熱が一番ですが、借家のためそこまではできません...。
冬は生活空間をぎゅっと狭くして、暖房効率を上げてみることにしました。
快適だったので、さらにもう一個購入...。
あったかい温室で、楽しく冬籠りしようと思います。