こんにちは
長野県出身のフジモリです
先日、帰省して地元では冬の食卓に欠かせない "あるもの" を準備してきました
...そのあるものとは『野沢菜のおつけもの』です!
長野県の野沢温泉村で作られてきたことからその名が付いた漬け菜で
高菜、広島菜とともに日本三大漬菜に数えられるという野沢菜
みなさんも一度は口にしたことがあるのではないでしょうか
フジモリ家では長年祖母が野沢菜を漬けていたのですが、祖母が腰を悪くしたことをきっかけに
祖母の娘(母)と孫たち(我々)で漬けることになりました
初めて手伝いをしたのは私が小学生の時、その頃の主戦力は姉や兄でしたが
だんだんと部活などで忙しくなり、漬物メンバーから離脱していきました
そんな中、私は年に一回行われるこのイベントに進んで参加するようになり
中学生の頃からは母と二人で野沢菜を漬けるという渋いティーンエイジャーへと成長を遂げていきます
そんな野沢菜漬けは毎年12月の上旬頃に行われます
こちらがうわさの野沢菜
今年もなかなか立派です
主に食べる部分は茎の部分になるので葉は落として
洗って土汚れをとり干して水気を切ります
さてここからが本番、
野沢菜を一列敷いたら
みそ・ざらめ・塩・酒 をふりかけます
そして今度は向きを変えて敷き、再び調味料をかける、
そしてまた一段...
と交互に重ねていきます
ちょうど樽いっぱいになりました
重石を乗せて作業完了です!
これから一ヶ月、ちょうど年末・お正月の頃には食べ頃になります
ご飯のお供にはもちろん、お酒と一緒にいただくとこれがまたたまりません〜!
手前味噌で恐縮ですが、ぜひご賞味いただきたい我が家のおつけもの 野沢菜漬け
今回はそんなフジモリ家の冬支度をお届けしました
日毎に朝ベッドからなかなか抜け出せない気温になってきました
でもそんな寒さがあってこそ楽しめる、また味わえるものが多いのも冬の魅力の一つではないかと思います
ココアの入ったマグの温度、お鍋をあけた時の湯気、体温が移った毛布・・・
みなさんの好きな"冬だからこそ"は何がありますでしょうか
少し早いですが良い年末をお迎えくださいませ
それでは!
フジモリ