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ラーメンから感じる日常の多様化

いでちゃん

福岡オフィススタッフ。長崎市出身。美味しいお魚とお酒が好物。休日はバイクでおでかけ。たまにはキャンプに行きたい。


福岡オフィスのいでちゃんです。
昨今の値上げラッシュに伴いコンビニ弁当も高級品となり、
昔ながらの食堂に行く機会がより増えました。

昔ながらの食堂と言うと定食や麺類がリーズナブルに食べれる、
日常のエネルギー源となる欠かせない場所です。

さて、九州にお住まい、または何度も訪れたことがある方なら、
福岡近郊で「ラーメン」と言うと豚骨ラーメンを指すことをご存知かと思います。
「豚骨ラーメン」と注文しなくていいんです。
「ラーメン」と注文すれば豚骨ラーメンが出てくるのです。

そんなクセのあるスープが日常のエネルギー源のひとつとなっている福岡にも、
醤油や塩、味噌など「〇〇ラーメン」と頭に種類をつけて注文するラーメンが増えてきました。

ブルースタジオ福岡オフィスがあるここ中央区清川で「ラーメン」と検索すると7件ヒットします。
そのうち「ラーメン」と注文して豚骨ラーメンが出てくるのは2件のみです。
魚介豚骨や家系豚骨もありますが、それらは「〇〇ラーメン」と注文する必要があるのです。
清川のラーメン事情は非常に多様化しているのです。

話は変わりますが、福岡は元々九州山口各県だけでなく、
アジアの人々が多く集まる土地柄でした。
今ではさらに多様な人々が増えているように感じています。

そんな中で清川は2021年の新聞記事によると、
清川二丁目は公示地価上昇率が商業地全国第2位を記録しています。

リンク:朝日新聞デジタル

「商業地」とはいえ、実際には夜間人口が上回る居住地エリアであり、
賃貸マンション、特にワンルームマンションが多数建設されています。
建設ラッシュは今も続いており、多様な人が流入しているエリアになっています。

このまちに住まう人々が多様化して、
日常の当たり前のエネルギー源だった「ラーメン」もが多様化して、
まちの様相が大きく変わっています。

今、初めてこのまちに住む人が感じるこのまちの日常は、
私たちが知っているこのまちの日常とはまた違った見え方がしているのでしょうね。





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