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つんどくのススメ

いしびつ

2022.2月北九州→東京。経理担当。アムラー世代。喫茶店に何時間でもいれちゃうタイプ。


食欲の秋
芸術の秋
スポーツの秋
読書の秋

わたしは普段からたくさん本を読むタイプではないのですが、
秋めいてくると"読書の秋"に後押しされ、ついつい何冊も買ってしまいます。
つんどくしている本があるにも関わらず。


まだ読み終えてない本があるのに、新しく本を買うのは
なんとなく罪悪感や背徳感みたいなものが湧いてくる わたし。

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▲最近、衝動買いした本。
ブックカバーも書店ごとに違うから、いろんな本屋さんで買いたくなります。


「あぁ〜、なんて私は飽きっぽいんだ〜」 とか「今ある本を読み終えてからにしなよ〜」
と内なる声が聞こえてくるような。


でも、よくよく考えてみると、つんどく って案外いいのです。
読みかけの本や読みたいけれどまだ手を付けられていない本が 目に見えるところに積まれてあると
ついつい手にとってしまう。

ちょっと読む。定位置に戻す(積む)。
気が向いた時に、また少し読む。
そして、たまには積まずにカバンの中に入れて持ち歩いたり。

お休みの日の午後や寝る前、移動時間などのスキマ時間に気の向くままに読む。
このちょこちょこ読みが私は気に入っています。


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▲リビングの隅のスツールにつんどかれている本たち


最近買った本は、
さくらももこさんが世界旅行をした際の旅行記エッセイ、
指揮者の小澤征爾さんが若かりし頃、海外で音楽修行した話をまとめた自伝的エッセイ、
チキリンさんの「ゆるく考えよう」という教養本 などなど。
積んでる本の中には、罪と罰、宗教社会学の本(最後に読んだのはいつだろうか。。。)や
料理本、手芸の本なんかもあります。


改めて見てみると、いろんなジャンルの本がありました。
自分で積んでおきながら「そういえば、こんな本も読んでたな。久しぶりに読んでみようかな。」と
懐かしさとワクワクが入り混じった気持ちで本を選ぶのも、つんどくの醍醐味なのです。


一冊にどっぷりハマって読了するのも良いけれど、
その日の気分で、読みたい本を、読みたいタイミングで読むのも
今は心地よい気がしています。

変化が激しく多様性が高まる時代。
これまでのやり方や価値観に捉われず、
自分なりの心地よさを探りながら 一日、一日を楽しめたらいいかな、と。

秋の夜長につんどく。
みなさんもいかがでしょうか。





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