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新しい住所に送るよ

おおた

東京→瀬戸内→東京(の中で最近引っ越しました)へ。最近買った本は『ぼくは蒸留家になることにした』『かなわない』、最近の気付きは「夜中の道路はタクシーがたくさん走っている」です。


新しい住所に送るよ
思い出とさよならを

好きな曲を誰かにおすすめすることは、好みは人それぞれですし、一方的な気もしてあまり普段はしません。
でも、良い曲なんですよね...

冒頭の歌詞からはじまる「びねつ」という曲も、人にはおすすめしにくいお気に入りの曲の一つですが、
最近曲をきいてしみじみするエピソードがあったため、
それを紹介することでもしかしたら興味をもってもらうことができるかな、と思いました。

もしよければ、ブログを読んだ後に聴いてみてください。

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新しい住所にまつわる話①

大人になってから、あるいはコロナのこのご時世、
まったく新しい知り合いというものが出来なくなったように感じます。
(人によりけりだとは思いますが...)

仕事関係の人、知人の知人など、
少なからず何かしら事前情報をお互いに知っている人がほとんどです。

そんな自分に最近、まったく新しい知人ができました。
引っ越す前に同じ家に住んでいた方です。

なぜそのようなことになったのか。

理由は宅配便が届いたからです。
郵便は転送サービスがありますが、その対象外である宅配便。
しかも卒業アルバムが届いたため、これはご本人にお届けしないと!と思い連絡をとりました。
(まさしく、「思い出とさよなら」!)

幸い、直接手渡しにてお渡しすることができました。

同じ建物内には他にも友人が住んでいること、今も近くに引っ越したことなど話していると、
人は変わっても「場所」は続いているのだとしみじみしました。


新しい住所にまつわる話②

友人が一人、住所不定になりました。
長いこと文通をしていた友人です。(ちなみに今回のブログのトップ画像はその友人がくれた海苔と柑橘です)

住所不定、というとあやしい響きですが、1年間の長い旅に出かけたのです。
旅先から送ってくれる手紙は楽しみですが、一方でこちらからの返信はできません...

そこで、「送らない手紙」を書き始めました。
ルーズリーフに手紙あるいは返信を書き、そしてひたすら溜めておく。

自分だけの日記とはまた少し違う形の記録となるため、自分で読み返していても面白いです。

現在はおそらくインドにいる友人、一年後に二人でこの一年間のことを振り返るのが少し楽しみです。

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ということで、お聴きください。
パウンチホイールで、「びねつ」です。

こちらから各種ストリーミングサービスへアクセスできます → https://linkco.re/7TEYUsEz

追記:
ちなみに公式にも曲にまつわるエピソードが公開されておりました...!
考えることは人それぞれですね。
https://note.com/paunch/n/n0eacf728672d





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