みなさま、初めまして。
8月1日よりブルースタジオに入社しましたフジモリと申します。
フジモリと聞いて、某お笑いコンビのチャラ男として一世を風靡した人物が
頭に思い浮かんだ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに同じ長野県出身で隣の高校に通っていましたが、
私のチャラ男要素はゼロです。カケラもありません。
(営業の際、時折登場させて名前を覚えてもらうのに役に立っていただいていますが...)
そんな、どちらかというとEDMを聞くよりも小鳥のさえずりに耳を澄ませるタイプの私が
最近ハマっていることは、観葉植物のお世話です。
世話と言っても大したことはありません。
根元への水やりと葉っぱに霧吹きで水気を与える(葉水というようです)ことだけです。
そんな単純な水やりが楽しく感じられるのは、
この夏の時期の植物の成長スピードに毎朝驚かされるためでしょうか。
4種類ほどの植物を自宅で育てているのですが、
その中でも成長著しいのがフィカス・ベンガレンシスというゴムの木です。
私は植物を育て始めるとき、
だんだん大きくなっていくその過程を観察するのが好きなので小さい苗などを購入します。
今回のゴムの木もメルカリで手のひらサイズほどの苗を購入しました。
すると数日後、苺でも入っていたようなプラスチックのパックを二つ合わせにした状態で郵送されてきました。
ひとまず適当な鉢に植え替えてみます。
育てはじめて1ヶ月ほど経ったある日の朝、
ふとゴムの木を見ると新芽が開いて小さな葉っぱが顔を出していました!
この時の私といえば、小躍りに次ぐ小躍り、大いにはしゃいで家族をはじめ友人各位に
頼まれてもいない(また望まれてもいない)のに、報告のメッセージを送りつける始末でした。
この葉っぱ出現から約一年、
すっかり背丈も60cmを優に超えるほどに大きくなったフィカスくん
(一年も共に暮らしていると擬人化するようになるようです)ですが、
成長の勢いはとどまることを知りません。
冬の時期は一時活動が鈍くなったものの、
春を経てそしてこの夏の気温に後押しされるように、
水を与えれば与えた分だけ伸びてくれるように、
新たな葉っぱを一枚、また一枚と広げています。
この時期は朝に水やりをしても、夕方には表土はカラカラに乾くので夜にも水やりをします。
寝る前に水やりをして布団に入って目を閉じていると、土に水が染み込んでいるのがきこえるような気がする、
そんなたくましい想像力のおかげか否か、不思議と夏の寝苦しさを忘れさせてくれるようでもあります。
入社したばかり、わからないことばかりだけれど、
全ての経験はいつの日かの私のための水やりだと思って怖気付かず何事にも挑戦していきたいー
そんなことを頭の片隅で思いつつ、すくすくと伸びる植物たちに
今日も私は、水やりをします。
フジモリ