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魅せられてシェル。

ハオ

埼玉県生まれ。三度の飯と漫画が好き。柄シャツ収集家。「日日是好日」をモットーに、今日も元気に設計中。


ハオです。
常に貝を欲しています。

貝類の中でも最近火がついているのは専ら「牡蠣」です。

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揚げてよし、蒸してよし、焼いてよし。

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だけどやっぱり生が好き、です。

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牡蠣はミネラル豊富、栄養満点と言われますが、
大きくは「真牡蠣」と「岩牡蠣」で分かれます。

生の味わいで比べると、
どちらもクリーミーなことは共通していますが、
異なるのはその大きさです。
真牡蠣は小ぶりですが、その分凝縮され濃厚に感じます。
岩牡蠣はカットが必要な大きさと、活きを感じる歯応えで満足感が違います。

また、それぞれ旬があるのはご存知でしょうか。
ざっくりと、真牡蠣は冬、岩牡蠣は夏が旬となっております。
岩牡蠣押しの私にとっては、アツい季節となりました。

ところで、
皆様が岩牡蠣を食べに行くことがあったら「殻」にも注目して下さい。
(写真は美味しすぎて感動して思わず持ち帰った岩牡蠣の殻)

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牡蠣にとってはベッドでもあり屋根でもあるこの殻、
自然に生まれた曲面形状に着目して下さい。
実は建築にも「シェル構造」と言って活かされています。

その名の通り貝殻のような曲面を持った建築の構造で、
例えば屋根にこの構造を採用すれば、
薄くて軽くて丈夫な特性を活かして、
柱なしでの大空間を合理的に実現することができます。
最も有名なのはシドニーのオペラハウスでしょうか。

そんなシェル構造の建築の中で私の最推しはこちら。

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引用:

「豊島美術館」と言い、瀬戸内海の島の丘に建つ美術館です。
写真にある開口部から光も綺麗なのですが、
実際に足を運び、感動したのは、中で目を閉じた時。
空気と音に五感が満たされていきます。
道中の自然も豊かですので、皆様もいつか是非。
近くの直島のアートを見る際に伺うのも良いと思います。

牡蠣殻はリサイクルでも可能性を秘めていたり、、
アツいですねシェル。





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