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「ギャル」という文化 ①

さかぐち

鹿児島県出身。ラジオと映画とジャスミンに囲まれて生活中。時の流れに身をまかせ、いつの日か向田邦子になるのが夢です。


「あなたはギャルですか?」と突然街中で聞かれたら
(そんな場面が訪れることはないと思いますが)
なんと答えますか?

ほとんどの方は「いえ、ギャルではないです」と答えると思います。

自分自身をギャルと認識している人は少ないからです。

ギャルと聞けば、渋谷の黒ギャル(ヤマンバギャル)や今で言うと
みちょぱ、ゆうちゃみなどタレントギャルと呼ばれる人も多いですよね。

つまりは、ギャル=見た目になっています。

私も今まではそうでした。

ですが、皆さん胸にそっと手を当てて考えてみてください。
皆さんの中のギャル像は偏っていませんか?

「ギャルになる」
2年ほど前からの、私的な目標として掲げております。

最初は地味な服装に落ち着いてしまい、服装や髪型、化粧など、
見た目を変化させる、という意味だったのですが、
最近はそこが本来の目的ではないような気がしてずっとモヤモヤしていました。

私のギャル化の目的は何なのか...
そして、私はどこに向かっているのか...

そして、ギャルについて腰を据えて考えてみることにしました。

テレビで活躍しているギャルタレントの一挙手一投足を観察してみたり、
周りの人に相談してみたり、文献を探して読んでみたり。

以前より、日本独特のギャルという存在を
研究しようとする方はある一定人数いらっしゃるようで。

「ギャルの構造」山根一眞

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今から30年も前の1991年に発刊されていて、
現代のギャルについては分かりませんが、ギャルを文化として捉え、
ギャル文化の特徴やその生い立ち、変遷までとてもよく研究し、まとめられているものでした。

皆さんにもぜひお伝えしたいところではありますが、
ここからはギャルシリーズと題して数回に分けてお届けしていく予定です。

ギャルとは何か

その答えを皆さんと一緒に見つけていければと思います。





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