先日、久しぶりに海が見たい!と思って横須賀美術館に行ってきました。
海の景色も良かったのですが、今回は展示の話です。
企画展はフランスのモダン・ポスター展。
ポスターの中に書いてある文字情報の解説があるなど
とてもポスター初心者の自分にも優しい展示でした。
これだけの文字情報や注釈が入っているのに、なぜか良さげに見えてしまう。
フォントやイラストの力でしょうか。
全体構成から、よくこんなの考えたな〜と関心してしまいました。
そんな中、当時の広告に溢れた街並みの写真も展示されていたのですが
なるほどこれはすごい。。
まるでスマホの中をそのままひっくり返したような情報量。
もう文字を追いかけてみる気もしません。笑
こんなポスター群の中で、人々の目を惹き内容を伝えることの難しさ。
その試行錯誤たるや、、計り知れません。
スマホの中ではコレ以上の情報が飛び交っているかと思うと。。
現代はもっと恐ろしい。
いかに目を引くかの競争は、もっと過激になっている気もします。
そのうち近い将来
企業のネット広告や、インスタグラムのインフルエンサーと言われる人たちの投稿も
今回の展示のように並べて鑑賞する日が来るのでしょうか。
自分たちよりもっと下の世代が、同じように感心することがあったら面白いですね。