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季節の美しい味

おおた

東京→瀬戸内→東京へ。最近買った本は『Memoria』記録本と『三月の五日間(リクリエーション版)』、最近の気付きは「対義語の作り方は色々ある」です。


うどんが好きです。

しかし季節ごとの楽しみは、うどんよりもパスタの方があるかもしれません。
(旬の天ぷらを添えたり、季節の食材の漬け出汁で食べるうどんもとても美味しいのですが、、)

最初のきっかけは友人が見つけた、細川亜衣さんの「花を食べる」というエッセイです。

"春の庭そのものの一皿を食べて、友人が言ってくれた一言を、今も忘れることができません。「私は死ぬ前にもう一度この料理を食べたい」。料理の「無言の力」をこの時ほど感じたことはありませんでした。"
『暮しの手帖 5世紀5号』内、「すてきなあなたに」より

ちょうどコロナが増え、楽しみの少ない生活を送っていた友人と自分は、
「死ぬ前にもう一度食べたい料理」を作ってみよう!盛り上がり、
お休みの日に近くをぶらぶら歩いて食材を調達してから作りました。

ものすごく美味しかったです。
あまりの美味しさに、その日の夜、仕事だった同居人にもう一度作って振る舞うほどでした。


以来、「季節のものを味わうにはパスタ」という頭が出来てしまいました。
ブログ用にこれまで作ったパスタを見返していたのですが、
そのレシピはいくつかの種類に分けることができるように思います。

①ソースで味わう
旬の食材にぎゅっと絞って作るパスタは格別です。トマト、レモンなど。
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②パスタそのもの
主にニョッキです。カボチャのニョッキ、さつまいものニョッキなど。
チーズソースなど、他の具材は少なめにして旬の味が生きるように心がけます。
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③パスタに練り込み
生地を作り、旬の食材を挟み込んで伸ばして作る平打ちパスタです。蓬、しそなど。
sg_220605_03.JPG

春〜初夏のこの時期は、どんどん旬の素材が移り変わるため
気づいたら美味しい時期を逃してしまった、、ということもよくあります。

最近作ったのは「蒸しニンニクとそら豆のパスタ」です。
sg_220605_04.jpg
ニンニクといえばペペロンチーノですが、
せっかく新鮮なニンニクをいただいたのでたっぷり味わえる①スタイルにしました。

sg_220605_05.jpg
(画像のパスタ40gに対してニンニク3片、、普段はなかなかやらない贅沢です。)
ニンニクといえば刺激が強いイメージですが、
そういえばこんな一面もあったと思い出させてくれる優しい味に仕上がりました。
一緒に届いたそら豆とニンニク両方のほくほく感が味わうことができました。


「美味しい」は、「美しい味」という字で書くのだと思い出す時間です。





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