こんにちは。
福岡オフィスのたまてです。
福岡オフィスを立ち上げてから早2年、
福岡県内のさまざまな賃貸オーナーさんの活動を拝見してきました。
その繋がりで、先日、久留米の賃貸物件ツアーに行ってきました!
まずは西鉄久留米駅の隣駅、櫛原駅前にある「HandA Apartment」へ。
賃貸住宅の1階部分を店舗やレンタルスペースへコンバージョンし、
地域に開かれた賃貸住宅となっています。
賃貸住宅の裏庭には、共同の菜園や遊具を使ったアート作品、
なんとチャボの飼育小屋まで...!
入居者さんのお子さんが「チャボを飼いたい」と言い始めたところから、今に至るとのこと。
駅前からそのまま裏庭にアクセスすることができ、
近所の子どもたちが遊びにきたりしているそう。
レンタルスペースの書棚はライブラリになっていて、
貸し出しも行っているそうです。
伺ったときは平日の昼間だったので子どもたちの姿はありませんでしたが、
地域の子どもたちの楽しそうな声が響く景色が目に浮かびました。
▼LIFULL HOME'S PRESS - 福岡・久留米で活躍する"リノベ兄弟"。リノベからコミュニティデザイン、そしてコミュニティ運営で不動産再生を
https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00669/
続いては、
木造2階建アパートと木造平屋賃貸が集まる「松葉ビレッジ」へ。
2階建アパートの1室はコミュニティスペースになっており、
「お母さん大学 ちっご」の拠点となっています。
その向かいに建ち並ぶ平屋建の賃貸も、
今後店舗としての貸し出しを予定されているそう。
ゆとりある敷地に集まる可愛らしい木造建物たちの未来が楽しみになりました。
▼LIFULL HOME'S PRESS - 久留米・松葉ビレッジ。築40年木造賃貸を継ぐ女性大家さんが学んだ「DIYの価値」
https://www.homes.co.jp/cont/press/reform/reform_00890/
▼お母さん大学
https://www.okaasan.net/
続いては、
RC4階建 賃貸住宅3棟の団地「コーポ江戸屋敷」へ。
敷地の西側には、丁寧に手入れのされた花々に囲まれた「西側の小径」があり、
3棟の団地を行き来できるようになっています。
これらのお花は、なんと入居者さんが手入れをされているとのこと。
室内に多く手をかけるのではなく、外構空間にみんなで手をかけて、
賃貸住宅の価値を育まれていました。
また、団地の1階部分にはパン屋さんやコーヒー屋さん、
さらに、職人たちのシェアオフィス「BASE」があります。
「BASE」では、さまざまな工種の職人さんが集まり、意見交換や連携をしながら、
建設業界や職人さんたちが抱える課題などについて議論を交わしているそう。
設計者としても、自分の意識を省みる良い機会になりました。
▼スペースRデザイン - コーポ江戸屋敷
https://www.space-r.net/rent-page/edoyashiki/story
どの物件もオーナーさんの個性が建物に現れていて、
少しずつ、手の届く範囲で着実にチャレンジを繰り返しながら、
自分たちの住むまちをより良くしていこうという想いを感じ、
久留米のこれからがとても楽しみになりました。
たまて