こんにちは。おでかけしたくなる季節ですね。
週末、他事務所の戸建てリノベーション内覧会のお知らせを頂き、会社のメンバーと川崎市へでかけました。
せっかくなら、付近の気になるスポットも巡ろう!ということで、建もの探訪してきました。(計画してくれたメンバー、ありがとう!)
お昼前にネスティングパーク黒川へ。
色とりどりのお花も咲いて、ランニングをしている人や公園でピクニックをしている人もちらほら。
素晴らしく平和な風景です。
まずはネスティングパークの人気店、ターナー・ダイナーさんのハンバーガーで腹ごしらえをしました。
美味しいお肉と川崎地野菜を堪能。私はアボカドバーガーを味わいました。
ハンバーガーと炭酸ジュースを片手にあれこれ話していると、何故か学生時代に戻ったような気分になります。
このあたりは坂道が多く、歩いていると多摩丘陵の地形を感じることができました。
自転車で下ったら、さらに気持ちよさそうです。
このあと戸建て住宅の内覧会へ。
平面的にも立体的にもつながる空間構成や光のコントロールなど、
コンパクトながら高台の眺めを最大限に生かした開放的な住まいに、多くの気づきがありました。
内覧会も少しずつ増えてきたので、見学できる機会を大切にしたいです。
最後に、町田市の鶴川にある旧白洲邸・武相荘へ。
白洲次郎と随筆家である妻・正子さんが終の棲家として過ごした茅葺き屋根の農家です。
当時の暮らしが垣間見える部屋の設えや家具・骨董品や持ち物など、センスの良さが光る数々の展示品。
自らの手で家具を手作りしていたり、土間をモダンな洋間に変えて応接間としていたり、自分たちのライフスタイルに合わせて手をかけていることがわかります。
妻・正子さんはこの家を"無駄のある家"と表現されています。
自分たちの暮らしに合わせて育てていく住まいのかたちは、無理をせず、自然体で、全てを許容してくれる安心感がありました。
この日は午後から雨模様でしたが、雨の音と湿った草木の中で佇む武相荘はより一層趣があり、
雨の日の街歩きも、いつもと違う景色を見せてくれました。
夏が来る前に、沢山街歩きを楽しみたいと思います。