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自然と畏怖

てらもと

福岡オフィススタッフ。福岡県北九州市出身。何気ない風景の写真を撮ることが好き。いつか大型犬と暮らしたいです。


福岡オフィスのてらもとです。

一月往ぬる二月逃げる三月去る
(一月は行く、二月は逃げる、三月は去る。)とは言いますが、
年が明けてからあっという間に日々が過ぎて行きますね。

みなさまは自然の絶景を見るのはお好きですか。
海や砂漠、オーロラ、クジラや深海魚、宇宙や滝、崖、山などなど自然の絶景に限ってはいないのですが、
ちょっと怖いような美しさのあるもの、人の力が及ばない偉大なものに出会うときに
人が抱く感情を「畏怖」と言うそうですね。

私はそういった景色や自然を見るのが好きなのですが
ここ最近行った、私的に「畏怖」を感じたスポットをご紹介します。

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佐賀県唐津市にある「七ツ釜」という海食洞です。
国の天然記念物にも指定されている七ツ釜は、
玄武岩が、波の荒々しさで知られる「玄界灘」の荒波にさらされ浸食されてできた景勝地です。

遊覧船に乗ってこの岩場に近づくのですが
玄界灘のうねる波に揺られ命の危機を感じながら見る七ツ釜は
想像以上の迫力と美しさで、感動させられました。。

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ある大学の研究では、人はそういう「畏怖」を感じると「時間」の感覚が広がるという結果があるそうです。
滝、クジラ、宇宙空間を含んだ、畏怖の念を抱くよう設計したテレビCMを被験者に見せるという実験を行ったところ、
被験者は、「物事を成し遂げるだけの時間がたっぷりある。」「時間が広がった。」という感覚を強く得たそうです。

締め切りや時間に追われることが多い現代人には
大自然などの畏怖の念を抱く景色を見ることはおおいに癒しのひとつとなるのだなあ改めて思いました。
みなさまもぜひ。

てらもと





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