こんにちは、さかぐちです。
冬になると暖房ぽかぽかの中でカフェラテ片手に映画が観たくなる
ということで、皆さんにぜひ観て頂き、感動を分かち合いたい作品をご紹介させてください。
今回は、『タレンタイム〜優しい歌』
2009年でマレーシアで公開された映画。
監督は、この映画が公開された直後、51歳の若さで亡くなった女性監督 ヤスミン・アフマドさんです。
あらすじは、マレーシアにある高校の話なのですが、物語の背景にあるのは、他民族、他宗教国家ならではの事情。
マレーシアの高校で開催される「タレンタイム」と呼ばれる音楽コンクールを軸に、民族や宗教を超える友情、恋愛、家族の繋がりを描いた作品です。
劇中、他愛もない日常だけでなく、多くの民族が暮らすことで生まれる軋轢が描かれていますが、個人的に印象に残るのは、「これは何を意味しているのだろう」と気になってしまう象徴的なシーン。
日本で過ごしていると、世界が他民族、他宗教であることをついつい忘れてしまいますが、この映画を通して、違う価値観が交わるということがどういうことなのか、よく考えさせられます。
4年前にミニシアターで公開されてから、最近ふと気になって調べてみると、なんと、今ではDVDも発売されており、ネットではU-NEXTでも観れるようです!
まだまだ冬は寒いですし、おうち時間も長くなりそうです。
ぜひ1度気軽に観てみてくださいませ。