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自由な遊園地

たまて

福岡オフィススタッフ、一児の母。仕事と育児に日々奔走中。心地よい音楽とお酒をお供に料理をするのが至福の時間。


こんにちは、福岡オフィスのたまてです。

先日、今年いっぱいで閉園となる「かしいかえん」に行ってきました。
かしいかえんは、福岡市内唯一の遊園地で、65年の歴史があります。

子どもの頃に遊びに行ったような気はするのですが、もう思い出せないくらいで、
せっかくなので閉園前に行っておこう、という軽い気持ちで向かったのですが、
同じような考えの人がたくさんいたようで、
入口からディズニーランドと見間違うレベルの人の行列。。

無計画でやってきたことを反省しつつ並んでいると、
行列の横を颯爽と(おそらく事前予約で)通り過ぎていく家族連れ。
アウトドアのキャリーカートに、小さなテントやレジャーシートを詰んでいます。

...?

ようやく中に入ると、その理由が分かりました。

遊園地なのに、広い芝生広場があり、
各々レジャーシートやテントを広げて、
お弁当を食べていたり、缶ビールを飲んでいたり。
ビンゴゲームをしている団体もいました。
さながらお花見の時期の公園。

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ステージではローカルアイドルのライブをやっていて
その筋の観客の方がたくさんいたり、
その隣では縁日をやっていたり、
レストラン以外にもフードトラックが沢山出ていたり、
昔の路面電車が展示されていたり、
コスプレイヤーが沢山いて本格的な撮影をしていたり...。

自由すぎるくらい自由な空間でした。

地元の友達に聞くところ、
感覚としては「入園料のかかる公園」だそうでして、
「遊具に乗らずとも朝から閉園までダラダラして楽しむのが良い」とのこと。

たしかに、緑豊かで広々とした空間は気持ちが良く、
各々の楽しみ方を許容してくれる雰囲気はとても居心地が良いなと感じました。

園内には昔の写真が展示されていて、
長年地域に愛されてきた場所なんだなと、心から体感することができました。

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たまて





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