先日、何気なくみた映画「西の魔女が死んだ」ですが、見たことがある人も多い作品でしょうか。本もありますね。
タイトルから想像する世界観だと、ファンタジー映画かと思いきや西の魔女ことおばあちゃんは
ガーデンでハーブや野菜を育て、花を咲かせる。おばあちゃんの生活からはイングランドの田園暮らしが微かに香ってくるようです。
主演のサチ・パーカーが言っているように「本当は『魔女』の話ではなく、人が自立していくためのレッスンです。
どっしり落ちついて孫娘の迷いを解きほぐしてあげる。すてきなおばあちゃん」の話なんですね。
「人は死んだらどうなるの?」 という素朴で回答のない疑問に対するおばあちゃんの答えは、
死という怖いものや悲しいものとは違った視点で語られていたシーンが特に印象に残っています。
そのほかにも、魔女修行としておばあちゃんから、孫娘に伝えられる考え方や行動は、
まさに人生レッスン。忙しく複雑な毎日を送っている方に、秋の夜長にこの作品をぜひお勧めしたいと思います。
秋のおすすめ
カワノ
ヤドカリのように引越し経験が豊富。愛猫、愛犬と家で過ごす時間、らーめんをすする瞬間がとても幸せ。いつかは、温泉三昧な暮らしをと夢見ています。