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理性に達する道のりには概念が存する。

カナザキ

心と体の健康を第一に暮らす。最近ハマっていることは公園で昼寝。AGRICULTUREとARCHITECTUREの融合を志す。その先に見える風景とは。


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理性に達する道のりには概念が存する。

そんな言葉とともに「概念橋」と名付けられた橋が存在する公園があります。

その名も「哲学堂公園」

近所にあって遊具や鯉が泳ぐ池があるので娘とよく行くのですが、知る人ぞ知る、不思議公園です。

改めて、、
理性に達する道のりには概念が存する。

どういうこと??

試しに家づくりに置き換えてみると、私は不動産部の人間なので、理性とは物件、概念とは家探しにおいての条件設定の事、と捉え考えてみました。

理性とは
物件とした場合、理性に達する、ということは欲望や感情から離れて冷静な目で選んだものということになります。

概念とは
英語でコンセプトともいい、私たちが作り上げる住宅の指針になるものです。
ただ、物件探しにおいて、最初の段階から明確なコンセプト(条件)がある人なんて珍しくて、探していくうちにコンセプト=概念の輪郭が見えてくるものです。
それが物件探し(道のり)に重なるわけですね。

ん〜、、正直なところ哲学の奥が深すぎてまだよくわかっていませんが、確かに色々な好条件とされるものを欲望の赴くままに手当たり次第掴み取ろうとすると、本当に自分が求めていたものを見失う、理性を失う、ということにもなります。
でも家探しってそんな理性だけで決断できるものじゃなく、理性とは真逆の感性で最後の決断をする事もままある気がします。

難しいですね。

ただ、自分なりの概念に出会えた時に、あとは突き進めば理性に達する、物件を選び決断する事ができる、と結論づけることもできそう?でもまだしっくり来ないことが沢山ある、、

そもそもここでいう理性と概念はそういうことなのか?
当てはめる事柄が間違ってた?

哲学の沼は底なしに深いし、調べ出したら止まらない。。

娘を連れて遊びにきただけなのでその思考を早々に切りあげ、電車ごっこに興じる休日の昼下がりの出来事でした。

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