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無機質さ と スウィートさ と

イシバシ

黙々と餃子を包むような地道な作業が好き。餃子は食べるのも好き。あと散歩が好きで、できることなら1日20000歩は歩きたいです。


4月にお引き渡しをしたお住まいに撮影に伺いました。
前半はお住まいの紹介、最後に告知を少しだけ。
長文ですがどうぞ最後までよろしくお願いします。

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渋谷や代官山、中目黒まで徒歩圏内の立地にあるマンション。
立地や広さなどを絞りながら、物件探しからブルースタジオでお住まいづくりのお手伝いをさせていただきました。
2DKだった間取りをドアのないワンルームに改修。個室をトイレと浴室のみとして、それ以外は家具の配置を変えて楽しめるように計画。
エントランスを入ってすぐに、3m以上ある充実したクロゼット。
躯体壁沿いのまっすぐな廊下には、メッシュの棚を廊下に沿ってつなげ、奥行と広さを感じられるように。
パン屋さんのように棚板をスライドさせて、高さを変えられるような機構のシンプルなキッチンは、業務用っぽさや無骨さのあるステンレス製のオリジナル造作。跳ね上げ式の木の天板を起こしてくると、廊下がダイニンングになるような仕掛けも。
厨房からホールへ出るようなステンレスのパニックドアの先は、バスルーム。ピンク色の壁とグレーがかったグリーンの床のタイルは、無骨さとは裏腹にポップだけどくすんだ色味が大人っぽい絶妙な色味をセレクト。
キッチンのシンクは洗面のシンクと兼ねています。二段の構造にしたのは、上の段で水を切った食器を片付けなければ洗顔ができないという、ちょっとしたノルマでキッチンを綺麗に保つ工夫をという意図。キッチンから使う通常のシンクと、反対側からは洗面のシンク。「洗面・脱衣・ダイニング」のような変わったスペースです。
天井も壁もクロスを剥いでそのまんま。塗装をかけてしまっては二度とこの質感は表れてこないため、しばらくはこのままに。というのも、トイレやバスルーム周りの白い塗装壁は、お施主様がご自身でペイントされました。コンクリートの質感に飽きが来たら、いつでもペイント可能です。

限られたスペースを、暮らす上で必要な機能をミックスさせて「兼ねる」ことでスペースや設備を減らし、その潔さがシンプルな暮らし方につながるようなお住まい方です。

そんな、これから物件探しを始める方にオススメ。
10月16日(土) リノベーションオンラインセミナーを開催します。
今回は、「物件探し」と「お金のこと」と「新しい暮らしについて」のフルコース編。
基礎講座からお金についてまで事例を交えて解説。

ぜひ皆様のご参加お待ちしています。

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