モノを大切にする方法
それはモノの選び方で決まるのではないかと言う経験談です。
みなさん、身近なお買い物の中で欠かせない洋服。
何年着ていますか?
一般的には、男女ともに2〜3年と言われています。
これは決して寿命という訳ではなく着なくなる、着たいと思わなくなる、だそうです。
中にはもっと長く着ている服もあると思いますが、
長年着ている服と2〜3年で着なくなった服の特徴を振り返ってみるとそれなりに理由が明確だったりします。
理由の多くはやっぱり、流行りに乗っかっちゃった服を買っている場合ですね。
似合っていないのに流行りの服を買ってしまう人も、そうですよね。
店員さんにお勧めされる服を買いがちな人は危険ですね。
私自身はそうなるまいと、こんな風に考えて服を選んでいます。
60歳まで着れるかどうか。
極端ですけども・・
60歳でコレを着てたら、なんかかっこいいかもな
と言うモノを判断基準にして素材重視で選んでいるのですが、
この買い物方法はモノを大切にするようになるので、結構おすすめです。
かく言う私も、たまに失敗してしまうのですが
ネットでサクッと買ったものや、衝動的にいいなと感じたもの、
安くていいなと買ったものは、1年で飽きて後悔することがほとんどで、
無駄遣いしちゃったなと、大きく反省します。
60歳まで使えるかどうか。
(60歳までいければその後も恐らくいけます)
10年後、20年後など将来を想像しながら買い物をすることは、
家選び・家づくりにも言えるなと最近つくづく感じています。
家と言えばこれまでは、それなりの広さがあれば良い、
ただ安心して家族と暮らせればいい、
人によっては、ただ寝られればいいだけ
という方も少なくなかったと思います。
家に求めるものが大きく変わりましたよね。
外で働くことが一般的だったこれまでの「家」は、
箱としてシンプルに捉えていた方も多かったと思いますが、
暮らす+働く=「生きる」そのものの場所が
「家」になった今の世界ではただの箱ではなくなりました。
少しでも快適に、少しでも楽しく、そして自分らしくしたいなどなど。
そうです、家って本来そうであるべきだと、私も思います。
以前リノベーションをしていただいて、数年後にお邪魔する機会があるのですが、その度に素材選びの重要度を痛感します。その代表が床材です。
無垢材は後からじわじわその良さを発揮しますので、
訪問の際はまず一番に見てしまいます。
また一つ一つのパーツも、設備についても、
予算に限りはあるけれども数万円を削るために諦めたりすることは
将来のちょっとした後悔にもつながります。
こうしておけば良かったね、、って勿体無いですよね。
長く暮らすからこそ、
素材や設備の選び方・予算のかけ方のバランスを知って
家づくりに参加することを大切にしてほしいなと感じる今日この頃です。
もし、これから家を買おう!と思った方は
物件探しは「直感」、リノベーションは「熟考」。
それを私たちと一緒に考えていきましょう。
以上
ホンダでした。