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東京のお中元

おおた

東京→瀬戸内→東京へ。最近買った本は小説『波』、最近の気付きは「蕎麦も美味しい」です。


お中元やお歳暮を贈ることが好きです。

SNSなどが発達して、気軽に連絡が取りやすくなってしまった今日この頃、元気にしているかなと思い浮かぶ人に連絡を取ることはかえってタイミングが難しいこともあります。
そんなときに、お中元であれば誕生日がわからずとも感謝の気持ちを送ることができるのではと思い出したのが数年前のことです。(しかもお中元・お歳暮をあわせればチャンスは年に2回!)

お世話になった人に、
何かをくれたり/してもらった人に、
仲良くしてくれた人に、
離れて住む知人友人にお元気ですかの手紙に添えて小さなお中元やお歳暮を送っています。
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送るときはこのような流れで送ることが多いです。
①送りたい旨を伝えて住所を教えてもらう
②物を手に入れる
③同封する手紙を書く(包装紙+手紙で大きな紙を用意することもあり)
④包装を考え、見た目とサイズも調整しながら梱包する
⑤適した方法(安い・早い・時間指定など)で送る

受け取る側にとって負担になりすぎず、かつ喜んでもらえるような贈り物選びは難しいですが、本来離れた人に何かを送ることは難しいことなのだと思い出されます。
(写真は畑で採れたメロンです。一緒に畑仕事をしていた友人に送りました)
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贈り物といえば、太宰治の『葉』も思い出されます。
夏用の着物をお年玉にもらい夏まで生きていようと思う、ほどではなくとも、
お互いにとって離れたところを思い馳せるきっかけになればと考えています。
(お返しにいただいたお菓子。外国の味がしました)
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これまでは作物を中心に送っていたお中元、東京ではどうしようと思っていたのですが
今年は築地で売っているものを中心に送りました。
冷茶を楽しめる茶葉や漬物に便利な昆布など、お店の方におすすめしてもらいながら築地らしい物選びができたかなと思います。
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